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2026.11.03 15:15

不要なビジネスマナー7割超が出世に影響と不安、指摘できぬ上司も急増

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「マナー」というやつが一人歩きして善良な人々を脅かしている。ビジネスの現場でも、みなさんお馴染みのビジネスマナーがある(とされている)が、企業によって微妙に違っていたり、年配者と若者とで認識にズレがあったり、なんともあやふやなものに振り回されている。「お腹が痛い!」みたいに両手をお腹にあててお辞儀をしないといけないとか、ハンコのお辞儀押しとか、いつできたとも知れぬ冗談みたいな慣習が幅を利かせているのを笑い事で済ませられないのは、それが人事評価や出世に影響するかもしれないという点だ。

転職サービス「doda」などを運営するパーソルキャリアの調査機関「Job総研」は、現在就業中でJobQ Town登録者の20〜50代の男女439人を対象に、ビジネスマナーに関する実態調査を行った。まずは、自身のビジネスマナーに自信があるかを尋ねると、まったく自信がない(5%)から、どちらかと言えば自信がない(30.5%)までを含めて46.2%が自信なしと答えた。

その理由は、「何が正解かわからない」が55.2%でもっとも多く、次いで53.2%と同程度に多かったのが「人や会社で基準が違う」というものだった(複数回答)。ここですでにビジネスマナーのあやふやさが露呈している。

たしかに、マナーは円滑な人間関係のためには大切だ。何が正解かわからなくても、これは確実だろうと多くの人が認めているのが、自分から挨拶をする、清潔感ある身だしなみ、敬語の使い方などだ。ただし、不要なビジネスマナーもあると感じている人は78.6%と非常に多い。

不要だと思うビジネスマナーは、「ハンコのお辞儀押し」、「電話は3コール以内」、「お辞儀の角度の使い分け」、「Web会議でのカメラオン」、「上座・下座などの席順」などだ。理由を聞くと、「形式的で意味がない」、「気を遣いすぎて疲れる」、「人や世代で正解が違う」、「相手も気にしていない」などがあげられた。

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文 = 金井哲夫

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