ビットコインは「天井に達しており、最終的にはハッキングされてゼロになると考えている」とパリハピティヤは今月前半に語り、サトシ・ナカモトとしてのみ知られる正体不明のビットコイン創設者のウォレットを近くハッキングする可能性がある再帰的自己改善技術の発達を指摘した。
Binanceのハッキングを受け、ビットコインの市場心理を示す指標として注視されている「暗号資産の恐怖・強欲指数(Crypto Fear and Greed Index)」は急落し、8月にビットコイン価格が8万ドル以上に急騰して以来初めて「恐怖」領域へと落ち込んだ。
しかし、多くのビットコインおよび暗号資産市場の観測筋は依然として強気姿勢を崩しておらず、ビットコイン価格がBinanceのハッキングから回復すると予測している。
「FTXの事件では顧客が資金を失い、その崩壊はトレーディングデスクやマーケットメイカーを巻き込んだ」と、ビットコイン購入アプリSwan Bitcoinの最高技術責任者(CTO)であるヤン・プリツカーは述べている。2022年後半に起きた暗号資産取引所FTXの崩壊は、前回のビットコイン価格サイクルの底を示した出来事だった。
「Binanceはすべての損失を補償すると表明しており、連鎖的な波及は回避される可能性が高い。攻撃者がビットコインの売却を計画しているとしても、市場への投げ売りではなく、分散型プロトコルなどを通じた資金洗浄(マネーロンダリング)を時間をかけて進める公算が大きい。いずれにせよ、現在のビットコインは機関投資家レベルの流動性を備えており、ブローカーやETF(上場投資信託)を含む多数のチャネルが存在し、安値になった際のビットコインの価値を理解している洗練された市場が存在する」
ビットコイン価格はこの夏の1ビットコイン=6万ドル未満という直近の安値から回復傾向にあり、ビットコイン価格に春の兆しが見え始めたと主張する者もいる。
「ビットコインの冬は終わったと考えている」と、ビットコイン・トレジャリー企業StriveのCEOであるマット・コールは電子メールで述べた。「冬の次には春が来る。波乱含みの展開になることもあるが、この強靭さは、今こそビットコインに投資資金を配分すべき好機であるという確信を強めるものだ」


