映画

2026.10.31 12:30

パトリック・スチュワートが86歳で死去、ピカード艦長役で世界的名声

1998年、映画「スター・トレック 叛乱」に出演したパトリック・スチュワート(左)とレヴァー・バートン(右)。Photo By Getty Images

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舞台でキャリアを築き、ピカード艦長役で世界的な名声を獲得

60年以上に及ぶスチュワートの俳優活動は、舞台から始まった。初期の出演作には、1959年にブリストル・オールド・ヴィックで上演された「シラノ・ド・ベルジュラック」がある。スチュワートは劇中でスリの役を演じた。英国ヨークシャー出身のスチュワートは、後に劇団ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)で活動した。劇団の創設者ピーター・ホールが2017年に亡くなった際、スチュワートはSNSでホールについて「私に俳優としての道を与えてくれた」と振り返った。

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スチュワートが国際的に知られるきっかけとなったのは、テレビドラマ「新スター・トレック」のピカード艦長役だった。スチュワートがピカード艦長役を打診された当初、当時の代理人を含む複数の業界関係者は、新シリーズは失敗すると忠告した。スチュワートは第1シーズンの撮影中、荷物をスーツケースに入れたまま暮らしていたという。

後に「スター・トレック」シリーズの複数の映画でもピカードを演じた。動画配信サービスParamount+で2020~2023年に配信された「スター・トレック:ピカード」では、全3シーズンにわたり再び同役を演じた。

スチュワートはローレンス・オリヴィエ賞を2回、グラミー賞を1回受賞した。トニー賞には1回、エミー賞には4回、ゴールデングローブ賞には3回、全米映画俳優組合賞(現在のアクター賞)には3回ノミネートされた。2010年には演劇界への貢献を認められ、エリザベス2世女王からナイトの称号を授与された。

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プロフェッサーX役のスチュワートは「アベンジャーズ/ドゥームズデイ」で最後の映像出演を迎える

スチュワートのもう1つの代表的な役は、2000年公開の映画「X-MEN」で演じたチャールズ・エグゼビアだった。スチュワートは、信頼する同僚で友人でもあるイアン・マッケランと共演した。プロフェッサーX役はピカード艦長役と同様に人気を集めた。スチュワートは「X-MEN2」「X-MEN:フューチャー&パスト」でもエグゼビアを演じ、2017年の「LOGAN/ローガン」ではヒュー・ジャックマンと共演した。

マーベル・スタジオは「私たちのプロフェッサーX」への追悼文を公表し、訃報に「深く心を痛めている」と表明した。「新スター・トレック」でウィリアム・ライカー役としてスチュワートと共演したジョナサン・フレイクスは、家族の声明をInstagramのストーリーズで共有し、「安らかに、我が友よ」と記した。今後も各方面から追悼の声が寄せられるとみられる。

スチュワートは2026年12月公開予定の「アベンジャーズ/ドゥームズデイ」で、プロフェッサーXとして再登場することが発表されていた。マーベル・スタジオは同作がスチュワートの最後の映像出演になると明らかにしている。10月29日時点で、マーベルは同作におけるスチュワートの役に変更が生じるかどうかは発表していない。

(forbes.com 原文)

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