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2026.10.30 07:30

アルファベットの時価総額が「約76.8兆円」減少、米株市場で史上2番目の規模

Beata Zawrzel/NurPhoto via Getty Images

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米国時間10月29日、グーグルの親会社であるアルファベットの株価が12%急落し、時価総額が4800億ドル(約76兆8000億円)減少した。市場予想を下回る決算内容を受けて巨額のAI投資に対する投資家の懸念が強まったことが背景にある。1日の時価総額の減少額としては株式市場の歴史上2番目の規模となった。また、同社単体としては過去最大の減少額を記録する見通しだ。

アルファベット株は29日の取引開始から一貫して約12%安の水準で推移し、時価総額にして4800億ドルが吹き飛んだ。米東部夏時間午後1時30分時点での時価総額は3兆4600億ドル(約554兆円)となっている。

午後1時30分時点で、同社のクラスA株とクラスC株はいずれも12.5%下落し、それぞれ284ドル前後、281ドル前後で取引された。

これまでアルファベットの1日の時価総額の減少額が最も大きかったのは、第2四半期決算を発表した翌日の2026年7月23日だった。この時、株価は7%下落し、時価総額は約2750億ドル(約44兆円)減少していた。

なお、1日の時価総額の減少額として過去最大記録を保持しているのはエヌビディアだ。2025年1月27日に株価が17%急落し、5890億ドル(約94兆2000億円)が失われた。

これまで過去2位だったのはスペースXで、今年6月に株価が1日で16%下落した際には時価総額が4000億ドル(約64兆円)減少した。また、3日間の続落により減少額は6000億ドル(約96兆円)まで膨らんだ。

アルファベットが28日の取引終了後に発表した第3四半期決算では、売上高が1276億ドル(約20兆4000億円)と市場予想を下回り、提携先への支払額を除いた売上高も1112億ドル(約17兆8000億円)にとどまった。期待外れの数字を受けて同社の巨額のAI投資に対する投資家の懸念が強まり、テック業界全体に広がる警戒感に拍車がかかった。Google Cloudの売上高は前年同期比103%増の307億ドル(約4兆9100億円)に達し、市場予想の292億ドル(約4兆6700億円)を上回ったものの、投資家の不安を払拭するには至らなかった。決算発表直後の時間外取引でも、同社の株価は8%下落していた。

29日の株価急落により、共同創業者であるラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンの資産も大きく目減りした。フォーブスの『リアルタイム・ビリオネア・リスト』で世界4位につけるペイジの資産は、午後1時30分時点で約310億ドル(約4兆9600億円)減の2360億ドル(約37兆8000億円)となった。また、世界5位のブリンの資産も約290億ドル(約4兆6400億円)減少し、2172億ドル(約34兆8000億円)となっている。

(forbes.com原文)

翻訳=江津拓哉

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