欧州

2026.10.30 07:00

ヘルソン州で停戦も各地でエネ施設などに被害、ウクライナは「ベレス作戦」展開 侵攻1707日目

ウクライナ北東部ハルキウ市で2026年10月28日、ロシアによるドローン(無人機)攻撃を受けた現場で消火活動にあたる消防士(State Emergency Service of Ukraine / Handout/Anadolu via Getty Images)

ウクライナ北東部ハルキウ市で2026年10月28日、ロシアによるドローン(無人機)攻撃を受けた現場で消火活動にあたる消防士(State Emergency Service of Ukraine / Handout/Anadolu via Getty Images)

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ウクライナからの報告。1707日目。

ロシアは引き続きウクライナの都市や電力網を攻撃し、民間人に死傷者が出ているほか、住宅が壊され、複数の州で電力供給が妨げられている。

キーウの京都公園などで被害、南橋はミサイル攻撃を受ける

首都キーウでは、ロシアが10月26日から27日にかけての夜に行ったミサイル攻撃で、46歳の女性1人が死亡し、少なくとも16人が負傷した。市の保健当局が発表した。9人が入院し、うち5人は重体となっている。当局によると、集合住宅少なくとも12棟のほか、大学の学生寮や、医療施設、交通インフラが被害を受けた。学生寮や車両内、「京都公園」にいた人にも負傷者が出た。

ウクライナ保健省によれば、病院では集中治療科、リハビリテーション科、透析科、緩和ケア科の窓ガラスが損傷した。患者や病院職員にけがはなかった。

ピウデンニー橋(南橋)もミサイル攻撃を受けて損傷し、その地下鉄インフラにも被害が出た。ピウデンニー橋は道路交通が全面通行止めとなり、列車の運行も中断された。27日夜までに地下鉄グリーンラインのオソコルキ駅とチェルウォニー・クティル駅の区間では運行が再開したが、この橋を通過する区間の運休は続いた。

電力網への攻撃で7州で新たに停電が発生する

ウクライナ空軍の発表によると、ロシアはこの夜にドローン(無人機)280機を投入し、うち255機と弾道ミサイル2発が撃墜されるか無力化された。ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は、弾道ミサイル16発が使用されたと明らかにした。

ウクライナの送電網運営会社ウクルエネルホによると、ロシアの攻撃で27日朝までに7州で新たに停電が発生した。7州は北部のチェルニヒウ州とスーミ州、東部のドネツク州とハルキウ州、中部のビンニツャ州、南部のドニプロペトロウシク州とザポリージャ州。

西部のフメリニツィキー州では、配電事業者が州北部で設備に被害が出たと報告した。復旧作業が続けられている。同州ではこれより前、カムヤネツィ・ポディリシキー地区のエネルギー施設が攻撃を受けた際にも、緊急停電が発生していた。

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翻訳・編集=江戸伸禎

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