4位:レブロン・ジェームズ
キャリア通算収入:16億8000万ドル(約2654.4億円)
競技:バスケットボール
年齢:41歳
2027年までの生涯年収予測:17億7000万ドル(約2796.6億円)
まだ高校生だった2002年に「選ばれし者(The Chosen One)」のキャッチコピーとともに米老舗スポーツ誌『スポーツ・イラストレイテッド』の表紙を飾ったジェームズは、マイケル・ジョーダン引退後の「NBAの顔」として期待をはるかに上回る活躍を見せている。ナイキと生涯契約を結び、最近では予測市場運営のポリマーケットをスポンサーに加えて、予測市場から年間1500万ドル(約23億7000万円)を稼いでいると報じられている。
現在フィラデルフィア・セブンティシクサーズでプレーする41歳のFWは、共同設立したメディア制作会社スプリングヒル・カンパニーが2021年に7億2500万ドルの評価額を獲得。同社は昨年、英国の同業フルウェル73と合併し、ジェームズの純資産は14億ドル(約2212億円)となった。
ジェームズはフェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)の株式も少額ながら保有しており、引退後にNBAチームを所有する可能性を公言していたが、今年初め、ラスベガスを本拠地とする新規チーム設立をめぐる入札額が90億ドル(約1.4兆円)規模に達したと報じられる前に考えを撤回した。
5位:フィル・ミケルソン
キャリア通算収入:11億3000万ドル(約1785.4億円)
競技:ゴルフ
年齢:56歳
2027年までの生涯年収予測:11億4000万ドル(約1801.2億円)
ミケルソンは、トッププロがしのぎを削るPGAツアーで30年間活躍した後、2022年にサウジアラビア政府系の出資を受けて設立された新興リーグ、LIVゴルフへ移籍した最初の選手のひとりだ。移籍の際に少なくとも2億ドル相当の保証金を約束されたとみられるが、サウジアラビアにおける人権侵害を軽視していると受け取られる発言が物議を醸し、キャロウェイ、KPMG、ワークデイなどのスポンサーを失った。
メジャー通算6勝を誇る56歳は今年、家庭の事情を理由に長期の休養を取った。報道によると、依存症治療施設に入っていたという。LIVはサウジアラビア公共投資基金(PIF)の支援打ち切りを受けて現在再編の真っただ中にあり、ミケルソンの競技復帰の展望は不透明だ。
6位:ロジャー・フェデラー
キャリア通算収入:11億1000万ドル(約1753.8億円)
競技:テニス(引退)
年齢:45歳
2000年代のフェデラーは、ほぼ無敵の存在だった。2003~09年に男子シングルスで四大大会を15回制覇してピート・サンプラスの男子通算記録を更新し、グランドスラム通算20勝で現役を引退した。この記録はまもなくラファエル・ナダルとノバク・ジョコビッチに破られたものの、年少のライバルたちはいずれも経済面でフェデラーに追いつくことはできていない。
優雅で一見まったく努力を感じさせない軽やかなプレースタイルが常にファンを魅了してきたフェデラーは、プロキャリアを通じてウィルソン、ロレックス、メルセデス・ベンツといったブランドから引っ張りだこだった。2022年に引退した後も、広告塔として精力的に活動を続けている。また、母国スイスのシューズブランド、Onの株式を推定3%保有しており、同社が時価総額約110億ドルの上場企業となったことで、2025年にフォーブスの世界長者番付に名を連ねることとなった。
7位:フロイド・メイウェザー
キャリア通算収入:10億8000万ドル(約1706.4億円)
競技:ボクシング(引退)
年齢:49歳
メイウェザーが「マネー」の異名で呼ばれるようになったのには理由がある。2015年のマニー・パッキャオ戦で2億4000万ドル、2017年のコナー・マクレガー戦では2億7500万ドルと、規格外のファイトマネーを獲得したためだ。2015年には現役アスリートとして史上初めて年収3億ドルを記録した。現在の価値に換算すると約4億2000万ドル(約663億6000万円)に相当する。
メイウェザーはマクレガー戦を最後に、50戦全勝という完璧な戦績を残してプロボクシングから引退したが、その後もエキシビションマッチには出場している。2025年9月にはマイク・タイソンとの対戦を発表したが、この計画は保留となった。今年2月、49歳の誕生日の前日にはマニー・パッキャオとの再戦でプロキャリア再開を宣言したが、こちらも無期限で延期されている。メイウェザーはその後、プロモーターのCSIスポーツから契約違反で提訴された。


