無効にしても便利機能は残り、手軽さの一部を手放す
データを共有したくないなら、本稿で紹介した設定をオフにすればよい。Gmail自体のスマート機能は、そのまま使い続けられる。
ただし、サービスをまたいだパーソナライズを無効にすると、AIの便利さの一部は失われる。そもそも今回のトレードオフを生んでいるのが、その便利さなのだ。
質問への回答と広告の判断は別物、初期設定のまま放置しない
米国のテクノロジー系ニュースサイトAndroid Authority(アンドロイド・オーソリティ)は、次のように指摘する。「受信トレイには秘密がある。そしてグーグルの広告は、そこに入り込みたいのかもしれない」。Android Authorityは、「質問に答えるために情報を使うことと、どの広告に関心を持ちそうかを判断するために情報を使うことは別の話だ」とも説明している。
今回の変更は、グーグルが突然、すべてのGmailを読み始めたという意味ではない。だが、例外のなかった禁止事項に、AIという例外ができたのは事実だ。
そしてこれもまた、初期設定をそのまま受け入れるのではなく、選択肢をよく考えて意識的に選ぶことをユーザーに迫る変更の1つである。だからこそ、今すぐGmailアカウントの設定を確認してほしい。


