ヘルスケア

2026.10.30 20:15

健康行動が続く人と挫折する人の差 ドコモの行動ログ分析で判明

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健康のために運動を始めたり、食生活や睡眠習慣を見直したり、サプリメントを摂取したり……。こうした「健康行動」の大切さはわかっていても、なかなか実行に移せない人もいるだろう。医療・ヘルスケア分野のマーケティングリサーチなどを手がけるインテージヘルスケアは、全国の20~79歳の男女を対象に「健康行動に関する調査」を実施した。その結果、健康行動を実施している人としていない人では、負担の感じ方や健康への意識、性格特性などに違いがあることがわかった。

お金より時間や負担感

健康行動を継続するうえでの負担について、金銭面、時間面、精神・身体面の3つを尋ねたところ、健康行動を実施している人では、負担に感じるのはいずれも約45%とほぼ同じ割合だった。一方で健康行動を実施していない人では、金銭面の負担を感じる人が50.9%だったのに対し、時間面は67.1%、精神・身体面は68.8%に上った。つまり、健康行動を実施していない人は、金銭面以上に時間や精神・身体面の負担を感じているということだ。

健康への意識が変わる人生の節目

では、健康行動を実施している人にはどのような特徴があるのだろうか。インテージヘルスケアは、アンケート結果とドコモが保有するデータを組み合わせ、健康行動の実施に関連する要素を分析した。

その結果、加齢の自覚や健康診断の結果の悪化といった「身体症状」、家族の変化や仕事の節目などの「ライフイベント」をきっかけに、健康でいたいと感じた人ほど健康行動を実施している割合が高かった。また「健康維持は大事だ」という価値観を持つ人や、自分の行動によって加齢に伴う変化を緩和できると考える「自己効力感」が高い人も、健康行動を実施している割合が高いことが確認された。

次ページ > ドコモの行動ログデータから推定した性格特性と健康行動の関係

文=福島はるみ

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