セクター別に見た利益
複数のセクターで利益が市場予想を上回った。ただ、コミュニケーション・サービス・セクターでは、メタ・プラットフォームズ(META)の利益が予想を下回り、全体の上振れの一部を打ち消した。

セクター別に見た売上高
ファクトセットによると、売上高の伸びの予想を押し上げた最大の要因は、エネルギー・セクターだった。同セクターでは予想が上方修正され、発表された実績も予想を上回った。

決算発表が集中する週の注目点
米国時間10月26日から30日までの1週間は、決算シーズンで最も発表が集中する。この週の市場の主役は、決算になりそうだ。

米連邦準備制度理事会(FRB)は米国時間10月28日に、金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を発表する。金利の据え置きは、ほぼ確実だ。インフレ率は高止まりしているものの、強弱入り混じる材料が多く、FOMCは様子見の姿勢をとることになる。必要であれば、12月の会合で利上げする機会がもう一度あるからだ。

7〜9月期の米国の経済成長は力強いものになるとみられ、米国時間10月29日に発表される国内総生産(GDP)の伸び率は、前期比年率で3.2%と予想されている。GDPはすでに過ぎた期間のデータである。とはいえ、このところ市場はAI関連の巨額の設備投資をめぐって神経質になっており、投資家は、米国経済がAI関連の支出にどれだけ頼っているのかを注意深く見極めようとするだろう。
開示:グレンビュー・トラスト(筆者が最高投資責任者[CIO]を務める、富裕層向けの資産運用会社)と筆者は、この記事で取り上げた銘柄を保有していることがある。


