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マネー

2026.10.27 08:30

米決算シーズン最大の山場、主役はアルファベット・マイクロソフト・アマゾン

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マグニフィセント・セブン

テクノロジー企業は利益の伸びをけん引しており、S&P500の時価総額でも大きな割合を占めている。そのため今回の決算シーズンでも、マグニフィセント・セブンは引き続き注目すべき銘柄群である。ただし、今四半期の見通しは、そう単純ではない。マグニフィセント・セブンの今四半期の利益予想は、これまでよりもはるかに明暗が分かれている。増益率がS&P500全体を上回ると予想されているのは2社だけで、そのうちの1社は、米国時間10月21日に、すっきりしない内容の決算を発表した。

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その1社、メタ・プラットフォームズ(META)の利益は、市場予想を下回った。主な原因は、訴訟をめぐる合意に関連して計上した98億9000万ドル(約1兆5530億円)の費用である。とはいえ、メタの本業は堅調さを保っており、売上高は前年同期比で26%を超える伸びとなった。中核の広告事業では、広告の表示回数(インプレッション)が10%増え、広告1件あたりの平均価格が14%上がった。メタが新たに投入したパーソナルAIエージェント(利用者に代わってさまざまな作業をこなすAI)「Muse」は、公開から1カ月あまりで、利用者が1000万人に達した。

決算にはこうした好材料もあったのに、メタの株価が米国時間10月19日から23日までの1週間で9.4%下がったのはなぜか。AI投資に向けた設備投資が膨らみ続け、営業利益率が低下したからである。投資家は、メタがこうした投資に見合うリターンを得られるのか、Museを収益につなげられるのかを、なお疑問視している。

テスラ(TSLA)の決算は、市場予想を上回った。とくに重要なのは、設備投資が増えたにもかかわらず、フリーキャッシュフロー(事業で稼いだ現金から設備投資などを差し引いて、手元に残る現金)がプラスになったことだ。また注目されるのは、この四半期に北米で納車された新車の75%超に、「FSD(Supervised)」が付いていたことである。FSDは「フルセルフドライビング」の略だが、運転者が常に監視することを前提とした運転支援機能だ。経営陣は、開発中の人型ロボット「オプティマス」の販売を、2027年末までに始める見通しを示した。これとは別に、イーロン・マスクは、テスラと、自らが率いる宇宙企業SpaceX(SPCX)が合併に向けて協議していることを認めた。

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マグニフィセント・セブンのうちの3社は、米国時間10月28日と29日に決算を発表する。アルファベット(GOOG/GOOGL)とマイクロソフト(MSFT)は28日の取引終了後、アマゾン・ドットコム(AMZN)は29日の取引終了後の予定だ。

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翻訳=酒匂寛

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