文化、食、歴史、そして新たな発見に満ちた数日間の休暇を過ごすのにうってつけの欧州の都市はどこか。美術館めぐりから地元の市場、思い出に残る食事、個性的な宿泊施設に至るまで、それぞれに魅力的な都市旅行の楽しみを提供してくれる今おすすめの10都市を、欧州の文化と観光の振興を図る団体ヨーロピアン・ベスト・デスティネーションズ(EBD)が発表した。
1位に輝いたのはブルガリアの首都ソフィアだ。古代の歴史と現代文化が共存し、山岳地帯にもアクセスしやすい点が評価された。
ランキング選出にあたっては、EBDのニュースレター購読者を対象に約1カ月間にわたり調査を実施。独立系旅行ジャーナリストがまとめた欧州全土64都市の候補リストから最大3都市まで選んで投票する形式で、1万1614人が参加した。
1. ソフィア/ブルガリア
古代ローマ時代の遺跡、黄金のドームを擁する大聖堂、現代アート、活気あふれるカフェやレストランがそろったブルガリアの首都ソフィアは、EBDの「最高の週末休暇が満喫できる欧州の都市」ランキング2027年版で見事1位を獲得した。ブルガリア産ワイン、野外コンサート、緑豊かなヴィトシャ山麓など、他にも魅力は尽きない。ヴァシル・テルジエフ市長は、ソフィアを評して「数千年の歴史を誇る都市であり、すぐそばに山があり、確固たる文化的アイデンティティーと現代の欧州の首都にふさわしいエネルギーを兼ね備えている」と的確に表現している。
ブルガリア正教会の総主教座であるアレクサンドル・ネフスキー大聖堂、国立美術館、地方歴史博物館を巡り、街角のバーやレストランでブルガリアワインを飲み比べれば、完璧な週末の完成だ。春のソフィア国際映画祭や夏の野外ジャズフェスティバル「A to JazZ」など、年間を通して開催される文化イベントも魅力となっている。
郊外に足を延ばせば、1259年に描かれたフレスコ画が有名な世界遺産のボヤナ教会が中世美術の一端を垣間見せてくれる一方、ヴィトシャ山では木立の中のトレッキングやすばらしい眺望が楽しめる。これほど多くの歴史、文化、食、さらに自然にもアクセスが容易な都市旅行先は、なかなかない。
2. リスボン/ポルトガル
活気に満ちたポルトガルの首都は、国際的な観光都市として急成長している。ホテルやレストランの新規オープンが相次ぎ、美術館と高級ホテルが融合した新施設も登場した。刺激的な新しい文化イベントも続々と生まれている。
リスボンは7つの丘に歴史的な地区がまたがり、現代的な文化シーンが街に活気を生んでいる。数日間のショートトリップに最適な都市だ。装飾タイルに彩られた建物の外観、何世紀もの歴史を持つ建造物、アートギャラリーに個性豊かなレストラン、にぎわいの絶えない市場など、数日間で発見できる魅力が満載だ。



