シボレー シルバラード:フォードの最大のライバル
シボレー シルバラードは相変わらずフォードの最大の競合相手だ。2025年、シルバラード・ファミリーは全米で58万8000台の販売台数を記録。米国で2番目に売れた車種だ。
シルバラード1500の最もベーシックなエンジンは、排気量2.7L「ターボマックス」直列4気筒ターボで、310hpの最高出力と430lb-ft(583Nm)もの強力な最大トルクを発生する。メーカー希望小売価格は、エントリーグレードの「WT」が3万8600ドル(約600万円)から。4輪駆動で6.6L V型8気筒エンジンを積む最上位グレードの「ZR2」が7万7200ドル(約1210万円)となっている(いずれも輸送費・税別)。
フォードと同様、シルバラードも幅広い層に訴求する。建設業者からその耐久性が評価される一方で、ファミリー層は広々とした車内や強力な牽引能力に魅力を感じる。シボレーはまた、簡素な作業用トラックから高級志向の「ハイカントリー」仕様に至るまで、幅広いグレードを用意している。
シルバラードの成功を支えるもう1つの要因は、顧客のブランドに対する「忠誠心」だ。ピックアップトラックの購入者は、往々にして好みのブランドに熱烈な愛着を持ち続けるため、シボレーはフォードに乗り換えることなどまったく考えないリピート顧客を何世代にも渡って育て上げてきた。
トヨタ RAV4:市場を一変させたSUV
トヨタ RAV4は市場で独自の地位を確立している。2025年の米国における販売台数は48万台に迫り、同国で最も売れたSUVであり、ピックアップトラック以外で最も売れたクルマである。
購入者がまず知っておくべきことは、RAV4はすべて電動化されている、つまり全車がハイブリッドまたはプラグインハイブリッドのパワートレインを搭載しているという点だ。エントリーグレードのRAV4もハイブリッドが標準で、2.5Lの直列4気筒エンジンと前後に1基ずつのモーター、そして電気式無段変速機(CVT)を組み合わせ、システム合計で最高出力236hp(240ps)を発生。現行車は、フロントのエンジンとモーターが前輪を、車体後部のモーターが後輪を駆動する電気式4輪駆動モデルのみとなっている(モーターをフロントのみに搭載する前輪駆動モデルは廃止された)。


