共和・民主両党議員が議会調査を要求、衛星通信の制限を命じたのは誰か
14日から始まったウクライナにおけるスターシールドの制限をめぐっては、米議会で超党派からマスクに対する調査を求める声が上がっている。
共和党からはブライアン・フィッツパトリック下院議員(ペンシルベニア州)、マイク・ターナー下院議員(オハイオ州)、ケビン・クレイマー上院議員(ノースダコタ州)らが議会調査の実施を求めた。
また、民主党のアダム・シフ上院議員(カリフォルニア州)は議会でのマスクの証言を求めており、今週のSNS投稿で、「大統領が嘘をついていたのか、あるいはマスクが嘘をついていたのかのどちらかだが、衛星通信の速度と接続を制限する決定はウクライナにとって死活問題だ」と述べている。
マスクとトランプ政権は説明が異なる
先週に速度制限が始まって以来、ウクライナのスターシールドの制限を誰が決定し、誰にその権限があったのかをめぐっては、トランプ政権とマスクの間で食い違う発言が続いている。マスクが先週、ウクライナにおけるスターシールドのいかなる制限も米軍と大統領によって決定されていると主張した一方、トランプは19日に誰がこの決定を下したのかは知らないと述べていた。
また、J・D・ヴァンス米副大統領は22日、マスクへの批判をかわそうとするかのように、「これはイーロンの問題ではないと思う」と記者団に述べ、スターシールドの制限は「根本的には、ウクライナとロシアに対する米国の政策をどうするかという問題だ」と語った。一方、マルコ・ルビオ国務長官は21日、速度制限はマスクの指示によるものだとしたWSJの報道については把握していないと述べた。ルビオはその際、スターリンクとスターシールドは別の事業だとし、スターリンクは民間企業だと説明した。「民間企業が下す決定について、我々が指示を出すことはできない」と付け加えている。


