また、SNSで毎日投稿や配信を続けるインフルエンサーに対する感情を問うたところ、「楽しそう」が40.0%で最多となった。好きなことを仕事にしている姿に魅力を感じる若者が多い一方、企画作成や動画編集の負担、数字への囚われ、誹謗中傷への耐性など、継続に伴う過酷な実態を感じ取っている層も少なくない。

若者からこれほどの支持と影響力を持つインフルエンサーは、若年層をターゲットとする企業にとってプロモーションやブランディングの面で無視できない存在であるのは確かだ。身近さゆえの共感や購買喚起力は、従来のマス広告にはない絶大な効果をもたらす。しかし、その影響力の源泉が「視聴者に近い等身大の目線」や「個人の本音レビュー」にある以上、企業主導の不自然なタイアップや過剰な宣伝色を出せば、フォロワーからの反発や信頼失墜を招きかねない。インフルエンサーを単なる安価な広告塔として扱うのではなく、彼らが築き上げてきたフォロワーとの信頼関係を尊重しつつ、どのような距離感でブランド価値を共創していくかという点において、企業の丁寧なコミュニケーション設計と戦略的な見極めが求められる。
出典:ワカモノリサーチ「【ワカモノリサーチ調査】令和の若者の“インフルエンサー”について思うこと大調査!」より


