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経営・戦略

2026.10.26 13:30

1位ソニーと2位大林組の共通点 AIとDX先行投資力ランキング

イラストレーション=アドリアン・アストルガノ

6|東京鐵鋼

総合スコア 37.4
AI/DX戦略 3.8
先行投資 15.2
実装証拠 10.6
収益化余地 4.8
統制・説明 3.0

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栃木県小山市に本社を据え、鉄筋コンクリート用棒鋼の製造・販売などを手がける。小形棒鋼が主力。2026年3月期の連結決算売上高は725億円(前年比12.2%減)、営業利益は120億円(同17.9%減)、純利益は81億円(同25.6%減)。

評価ポイント
2023年に新設したIT・デジタル変革部を中心に、実務に踏み込んだ取り組みが確認できるのと同時に、AI活用や人材・組織面の課題も率直に開示している。課題を認識したうえで変革を進める姿勢が高評価につながった。

7|IHI

総合スコア 37.3
AI/DX戦略 5.6
先行投資 17.4
実装証拠 8.1
収益化余地 3.9
統制・説明 2.3

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大手総合重工業メーカー。航空エンジンや防衛、宇宙、原子力関連に強みをもつ。2026年3月期の連結決算売上収益は1兆6,434億円(前年比1.0%増)、営業利益は1,655億円(同15.3%増)、当期利益は1,610億円(同42.8%増)。

評価ポイント
「AI/DX戦略」は上位20社のなかでも最高水準。「先行投資」も上位に位置し、変革の方向性が明確で、将来に向けた備えも充実している点が特徴だ。AIやDXを通じて社内の専門人材の知見を拡張することで、現場力のさらなる向上が期待できる。

8|日本特殊陶業

総合スコア 36.8
AI/DX戦略 2.8
先行投資 15.9
実装証拠 10.6
収益化余地 4.4
統制・説明 3.0

愛知県名古屋市に本社を置き、スパークプラグやニューセラミックなどを製造・販売するメーカー。2026年3月期の連結決算売上収益は7,312億円(前年比12.0%増)、営業利益は1,382億円(同6.6%増)、当期利益は1,129億円(同21.9%増)。

評価ポイント
「実装証拠」が上位水準にある。なかでも、投資の継続性や、企業規模に対して投資額が高めな点が高評価だった。現場の知見とAIを組み合わせることで、製品の品質や開発業務の生産性にさらなる向上をもたらすことが予想される。

9|三菱UFJフィナンシャル・グループ

総合スコア 35.9
AI/DX戦略 3.8
先行投資 14.7
実装証拠 10.6
収益化余地 3.8
統制・説明 3.0

銀行や信託、証券などを傘下に置く、三菱グループの金融持株会社。2026年3月期の連結決算経常収益は14兆6,208億円(前年比7.3%増)、経常利益は3兆4,102億円(同27.7%増)、純利益は2兆4,272億円(同30.3%増)。

評価ポイント
「実装証拠」の評価が上位水準。ソフトウェアや無形資産、ITへの投資も積極的で、金融業務に技術を取り入れる動きが高く評価された。日々の業務の効率と、顧客に届ける提案の価値をともに高める姿勢から、今後のさらなる成長が期待される。

10|エクサウィザーズ

総合スコア 34.8
AI/DX戦略 5.6
先行投資 15.4
実装証拠 10.6
収益化余地 1.6
統制・説明 1.5

AIを利活用したサービス開発を通じて、産業革新と社会課題の解決に取り組む。2026年3月期の連結決算売上高は120億円(前年比22.3%増)、営業利益は16億円(前期は2,300万円の黒字)、純利益は15億円(前期は25億7,600万円の純損失)

評価ポイント
「AI/DX戦略」と「実装証拠」が上位ランクインを支える。顧客に対するAIエージェントの実装支援など、AIネイティブ企業としての先行性は明確だ。顧客の成果を自社の事業の魅力向上につなげることが、今後の持続的な収益の鍵になるだろう。

編集=瀬戸久美子 解析・評価=サステナブル・ラボ

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