ChatGPTを活用すれば、目標達成に向けて確認すべき明確で簡潔なKPIリストを作成できる。
「この目標に対するスコアカードの作成を手伝ってください:[目標を記述]。追跡すべき主要KPIと、成功を測定する方法の簡潔な説明を提示してください。目標を理解するために必要な質問があれば、私に聞いてください。すべてを簡潔な表にまとめ、もし進捗が遅れた場合にどのような調整を行えばよいかを提案してください」
自分の疑念を疑う
創業者や起業家は生まれつきのリスクテイカーであるという考えがある。しかし、私のようにリスクを嫌う人も多い。私たちは心配性なのだ。私が自己資金のみで起業し、最初の従業員を雇う前に1年分の給与に相当する預金を銀行に確保したのも、それが理由の1つである。
「本当に成功するのか」「給与を支払うことができるのか」といった疑念を抱くのは当然のことであり、時には有益で生産的な場合もある。しかし、そうした不安に支配されすぎると、堂々巡りの思考に陥り、進捗を妨げる原因になる。
自分の中にある疑念を問い直すことには、目標達成へのコミットメントを高める効果がある。ある研究の研究者らは、この手法を「メタ認知的疑念」と呼んでいる。
「この研究で明らかになったのは、自身の抱く疑念に対してさらに疑念を抱くようにすることが、自信を生む処方箋になり得るということだ」と、研究著者であり、オハイオ州立大学リマ校の心理学教授であるパトリック・キャロル(Patrick Carroll)は述べている。
私は時折、自身の疑念を客観的に検証するため、ChatGPTに「悪魔の代弁者(あえて反対意見を述べる批判的検証者)」の役割を与えて対話している。あなたも同じことができるよう、プロンプトを紹介する。
「思慮深い悪魔の代弁者として振る舞ってほしい。私は次のことを心配しています:[自分の疑念を記述]。私を安心させるのではなく、私の前提に異議を唱えてください。私が物事を破滅的に捉えている箇所、根拠のない予測をしている箇所、反対の証拠を見落としている箇所を指摘してください。その上で、本物のリスクと起こる可能性が低い恐れを区別する手助けをし、不確実性があるなかでも前進するために今週実行できる実践的な行動を1つ提案して締めくくってください」


