さらに、英国で最も来場者数の多いパーク「アルトン・タワーズ(Alton Towers)」、スペインの「ポートアベンチュラ(PortAventura)」、ドイツの「ヨーロッパ・パーク(Europa-Park)」はいずれも、通年営業ではないにもかかわらずTEAのリストに掲載されているため、グローバル・ビレッジの季節性が掲載除外の理由になるべきではない。同様に、リストに掲載されている多くのパークも、年ごとに変わる充実したエンターテインメントを提供しており、入園料も比較的安価に設定されている。
グローバル・ビレッジにはいくつかの遊具(アトラクション)があるが、それらはパークの一部にすぎず、恒久的に設置されている。さらに、TEAリストに掲載されている多くのパークにも同様の乗り物があるため、アトラクションの種類がリスト掲載への障害にはならないことも明らかだ。遊具に加えてグローバル・ビレッジには、主要なテーマパークでよく見られる没入型アトラクション「フライング・シアター」のような最先端の体験もある。実際、ディズニーランド・パリ(Disneyland Paris)など、TEAのリストで上位にランクインしているいくつかのパークにさえ、フライング・シアターは設置されていない。
グローバル・ビレッジは小売店やレストラン(どちらもテーマ性が非常に高い)に焦点を当てているが、エプコットも同様であり、エプコットはTEAのランキングに掲載されている。
TEAの基準には単に、「テーマパークまたはウォーターパークがレポートに含まれるためには、最低限、敷地がゲートで囲まれている(入場券が必要である)こと」と記載されており、グローバル・ビレッジはその条件を満たしている。
決定的なのは、テーマパーク業界の世界的な業界団体である国際アミューズメントパーク・アトラクション協会(IAAPA)が、グローバル・ビレッジを「テーマパーク」と表現することを認めている点だ。さらに、TEAはIAAPAと緊密に連携しているだけでなく、今年初めにはIAAPAが中東・北アフリカ・レジャー・アトラクション評議会(MENALAC)とも提携し、同評議会は5月にグローバル・ビレッジに「ベスト・テーマパーク」賞を授与している。
チーム・レジャー・コンサルティング(Team Leisure Consulting)のCEOであるフィル・テイラーはフォーチュンに対し「グローバル・ビレッジのささやかな始まりが、TEAがリストからこれを外した理由を説明しているかもしれません」と語った。「当時、そして現在の敷地で初めて開催された2005年時点では、確かにテーマパークとは言えませんでした。けれども、長年にわたりテーマパークのストーリーテリングの手法を次々と取り入れてきたことで、このアトラクションがテーマパークのカテゴリーへと確実に移行してきたことは疑いようがありません」


