スイス高級腕時計ブランドのオメガは、『007』映画シリーズとの30年にわたる提携で初めて、主人公「ジェームズ・ボンド」と敵の犯罪組織「スペクター」をモチーフにした腕時計を融合したコレクションを発表した。
この新作コレクションは、特別仕様の「シーマスター ダイバー 300M」6モデルで構成されている。そのうち3モデルにはジェームズ・ボンドを象徴する「007」の銃身ロゴが、残りの3モデルには悪の組織「スペクター」のマークがあしらわれている。全モデルに共通するスペックは、42mm径ケース、オメガ独自の「ナイアードロックシステム」を採用したねじ込み式裏蓋、そして自社製「キャリバー8806」ムーブメントを搭載。いずれも防水性能は300メートル(30気圧防水)となっている。
腕時計としての基盤を共有しつつ、各モデルには独自のディテールが施され、それぞれ個性が際立つデザインに仕立てられている。
ステンレススティール製の2モデルは個別に販売され、1つがジェームズ・ボンド、もう1つがスペクターに捧げた仕様となっている。また、各テーマごとにステンレススティール製モデルとプラチナゴールド(プラチナに金を2%含有させた合金)製モデルがペアになった限定セットも用意される。ジェームズ・ボンド仕様のモデルはおなじみの銃口をモチーフにした007のロゴ、スペクター仕様はタコのようなシンボルマークの装飾がローターに施されている。
オメガから「スペクター」の腕時計が登場するのは、2015年に映画『007 スペクター』の公開に合わせて発売された「シーマスター300 スペクター」以来のこと。しかし、前回の記念モデルは、ボンドの宿敵である架空の国際犯罪テロ組織スペクターや、その登場人物たちと関連付けられたものではなかった。
今回発売されるジェームズ・ボンドとスペクターの腕時計は、007シリーズ映画のいずれか特定の作品と結びついたものではない。さらにオメガは、新しいスペクター仕様の腕時計を、スペクター組織に直接関連する「悪役」ウォッチと位置付けている。
「オメガは30年以上にわたりジェームズ・ボンドの腕時計として親しまれてきましたが、ジェームズ・ボンドとスペクターを1つのコレクションに統合させたのは今回が初めてです」と、オメガの社長兼CEOであるレイナルド・アッシェリマンは語る。「両者は同じ物語に属しており、お客様は常にその両面をご存知でした。これからは、その両方を身に着けることができるのです」。



