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2026.10.06 12:30

アマプラ版ドラマ『キャリー』、SNS時代への刷新と恐怖を84%の批評家が支持

向かって左から、サマンサ・スローヤン、サマー・H・ハウエル、マイク・フラナガン。Photo by Theo Wargo/Getty Images

高評価の批評家は現代化と独自性、演技を支持

米紙ニューヨーク・ポストのローレン・サーナーは、RTで有力批評家として扱われている1人だ。新しい『キャリー』を「フレッシュ」と評価した。

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「ホラーの名手マイク・フラナガンによる新たなリブートは、Z世代向けに古典を刷新した引き込まれる作品だ。原作を尊重しながら、新鮮さを生み出すのに十分な細部を変えている」。

米誌タイムのジュディ・バーマンは1976年版に触れ、次のように評価した。

「今回の『キャリー』は、デ・パルマ版の影から完全に抜け出すことに初めて成功した作品だ。それでも、この物語の語られ方が徐々に変化してきたことも示している」。

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米ニュースサイト、デイリー・ビーストのニック・シャガーも「フレッシュ」と評価した。

「キングの小説やデ・パルマの傑作を必ずしも上回ってはいないが、炎と血にまみれながら独自の個性を打ち出した、見るに値する再創造だ」。

豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドのジャレッド・リチャーズは、キャリーの変化に注目した。

「フラナガン版でキャリーの善良な心をむしばむのは、家族から生涯受けてきた虐待ではなく、現代社会との接触だ。とりわけ残酷な時代に向けた、おそらくこれまでで最も残酷な語り直しである」。

英映画誌エンパイアのジェイミー・グラハムも、フラナガンによるドラマ化を支持する。

「フラナガンはキングの物語を鮮烈に刷新し、見事な演技で描いた。高校の体育館を埋め尽くせるほど豊富なアイデアと細やかな表現が詰まっている」。

低評価の批評家はティーンドラマ化と続編への布石を批判

英紙デイリー・テレグラフのエド・パワーは、RTで『キャリー』を「ロッテン」と評価した有力批評家の1人だ。

「史上最も容赦なく残酷なホラー小説の1つなのに、高校のいじめと地獄のプロムを描くこの古典が、中身のないティーンドラマに矮小化されたのは実に残念だ」。

米ホラーサイトBloody Disgustingのミーガン・ナバロも「ロッテン」と評価している。最も大胆な改変を物語の最後まで残した点を問題視した。

「全8話の第1シーズンだけでは十分な必然性が示されていない、奇妙な続編への布石を打っている」。

米誌ハリウッド・リポーターのダニエル・ファインバーグは、時代性や演技には一定の評価を与えた。特に主演サマー・H・ハウエルを称賛している。それでも最終的には「ロッテン」とした。

「この『キャリー』はもっと独自性があり、はるかに怖い作品であるべきだった」。

演技は見事だが、続編を意識した結末は大きな弱点

RTが『キャリー』を「フレッシュ」とした判断は妥当だ。フラナガンは、キング作品を映像化する力量を改めて示している。1976年のデ・パルマ版から50年がたった2026年にも、キングの物語を切実なものとして感じさせるからだ。今回は、10代が使うSNSの残酷な現実を取り入れ、物語の切迫感をさらに高めている。高校では携帯電話の使用を禁止すべきだという考えさえ浮かぶ。

出演者の演技も全員が見事だ。特にサマー・H・ハウエルは、悲劇的なほど無垢なキャリーをすばらしく演じている。フラナガン作品の常連であるサマンサ・スローヤン(『真夜中のミサ』)も、全編を通して説得力のある演技を見せる。アリソン・ソーントンは、高校ドラマでおなじみの「意地悪な女子生徒」像に新しい命を吹き込み、2026年の映像作品でも屈指の悪役ぶりを見せている。

最大の不満は、フラナガンがキングの物語の結末を変えたことだ。高い視聴成績が出れば、第2シーズンへ続けられる余地を事実上残している。その結果、シリーズの最終場面は、デ・パルマ版が見せた息をのむ結末には遠く及ばない。

『キャリー』全8話はPrime Videoで10月7日から配信される。

(forbes.com 原文)

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