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2026.10.05 12:30

『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』、世界歴代興収1位の座を奪還――『アバター』を上回る

Photo by Amy Sussman/Getty Images

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マーベル作品群「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の2019年公開作『アベンジャーズ/エンドゲーム』が、世界歴代興行収入1位を奪還した。再上映版にあたる『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』の興行収入が世界累計に加わり、首位だった『アバター』を上回った。

『エンドゲーム』が再上映で世界歴代興収1位を奪還

『アベンジャーズ/エンドゲーム』の世界累計興行収入は、2019年の初公開から約29億2500万ドル(約4622億円)に達した。米エンタメ業界メディアのバラエティとデッドラインが、米国時間2026年10月4日午前に報じた。『アバター』の世界累計興収は、2009年の初公開から約29億2300万ドル(約4618億円)で、『エンドゲーム』がわずかに上回った。

再上映版『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』は、2026年10月2~4日の週末に400万ドル(約6億3000万円)を少し上回る興行収入を記録した。9月25~27日の週末には2600万ドル(約41億円)を稼ぎ、北米興行収入ランキングで首位になった。こうした再上映版の興行収入が加算され、『エンドゲーム』の世界累計興収が『アバター』を上回った。

『エンドゲーム』は2019年の初回上映でも『アバター』を抜き、世界歴代興行収入1位になっている。両作品はその後、劇場での再上映によって累計興収を伸ばし、首位を入れ替えてきた。

新映像を加えた再上映版、12月公開作の宣伝も狙う

『アベンジャーズ/エンドゲーム:アンコール』には新映像が追加され、2026年12月公開の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』を宣伝する狙いもある。バラエティとデッドラインによると、『アンコール』は2026年9月下旬の再上映開始から世界興行収入1億2600万ドル(約199億円)を記録した。

北米週末興収では『ヴェリティ/真実』が首位

2026年10月2~4日の北米興行収入で首位になったのは、作家コリーン・フーヴァーの小説を映画化した『ヴェリティ/真実』だった。アン・ハサウェイとダコタ・ジョンソンが出演し、3200万ドル(約51億円)を稼いだ。

2位以下には、9月25~27日の週末から引き続き上映されている作品が並んだ。ホラーゲームを映画化した『バイオハザード』が2位となり、『ハート・オブ・ビースト』『Primetime(原題)』が続いた。

『DIGGER/ディガー』は公開初週末5位、巨額制作費に厳しい出足

トム・クルーズが石油会社幹部を演じる風刺コメディー『DIGGER/ディガー』は、公開初週末に800万ドル(約13億円)を稼いで5位だった。バラエティは、800万ドルという興収を「恥ずべき」と評した。

『DIGGER/ディガー』はアカデミー賞の有力候補と目されていたが、制作費は1億6000万ドル(約253億円)を超えると推定されている。批評家の評価も振るわず、興行の見通しは厳しい。米映画批評サイト「ロッテン・トマト」の批評家評価は51%だった。バラエティは、年間最大級にとどまらず、映画史上最大級の失敗作になる可能性があるとした。

『ドゥームズデイ』でMCUは軌道修正できるか

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』がMCUの軌道修正につながるかが焦点となる。MCUは長年、安定した興行成績を上げてきたが、近年は興行成績と批評家評価の双方で明暗が分かれている。

2023年公開の『マーベルズ』と『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は興行的に大きく失敗した。『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』と『サンダーボルツ*』も期待を下回った。

マスクとザッカーバーグを題材にした映画も10月9日に米国公開

富豪を題材にした映画も、米国で2026年10月9日に複数公開される予定だ。アレックス・ギブニー監督のドキュメンタリー映画『Musk(原題)』はイーロン・マスクを取り上げ、批評家から絶賛されている。

2010年公開の『ソーシャル・ネットワーク』の続編『The Social Reckoning(原題)』では、ジェレミー・ストロングが、メタ(Meta)の創業者兼CEOで富豪のマーク・ザッカーバーグを演じる。

(forbes.com 原文)

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