イーロン・マスクは、AI開発企業スペースXAI(SpaceXAI)の社名を「スペースXSI(SpaceXSI)」に変更すると表明した。ドナルド・トランプ大統領は、米行政府で人工知能を「Super Intelligence(超知能、SI)」と呼ぶよう命じており、マスクも「SIのほうが良い」とも述べている。
マスクがスペースXAIの改称を表明、正式な変更時期は未公表
マスクは米国時間2026年10月4日早朝、Xへの投稿で「AIはもう使わない(No more AI)」と述べ、「超知能」という呼称のほうが良いとした。Xの利用者からスペースXAIを「スペースXSI」に改称するのかと問われると、「そうする」と答えた。別の投稿では「スペースXは超知能企業だ」と述べた。
10月4日午前の時点で、スペースXAIのウェブサイトとSNSアカウントは従来の社名を掲げたままだった。マスクは正式な社名変更の詳細や時期を明らかにしていない。
No more AI
SI
It’s better— Elon Musk (@elonmusk) October 4, 2026
トランプ政権が米行政府に「AI」を「超知能(SI)」と呼ぶよう指示
トランプは9月29日、連邦政府の各省庁に対し、公式の連絡や発表で「Super Intelligence」と「SI」を使うよう命じる大統領令に署名した。大統領令は、行政府が適用対象となる場面で「Artificial Intelligence(人工知能)」と「AI」という用語を使わない方針を定めた。現在の最先端システムは、人間の知能を構成する個別要素を模倣したり自動化したりする以上の能力を持つと説明している。新技術は「Artificial Intelligence」という言葉が使われ始めた当時の想定をはるかに上回るともしている。
名称候補を巡る3回の投票、最後は「Super Intelligence」が65%で首位
トランプは9月19日、トゥルース・ソーシャルでAIの新名称を巡る投票を行った。候補は「Supreme Intelligence(至高知能)」「Extreme Intelligence(極限知能)」「Superior Intelligence(優越知能)」の3つだった。投稿では「多くの人」が「Artificial Intelligence」を「不正確で、極めて洗練を欠く」用語だと考えていると主張した。最初の投票では「Superior Intelligence」が41%で首位となった。
トランプは9月20日、「Supreme Intelligence」を選択肢から外した。「連邦最高裁と結び付くため、おそらく支持を失っている」と説明し、2回目の投票では「Superior Intelligence」と「Extreme Intelligence」の2択を示した。「Superior Intelligence」が52%を獲得した。9月21日の3回目の投票では、新たに加えた「Super Intelligence」と「Superior Intelligence」を比べ、「Super Intelligence」が65%で大差をつけた。



