北米

2026.10.03 09:00

米空母セオドア・ローズベルトが中東へ 横須賀母港のジョージ・ワシントンと交代か

米海軍の空母セオドア・ローズベルト。2019年7月15日、太平洋で撮影(U.S. Navy via Getty Images)

空母4隻は当面展開できない

米海軍の空母には、今秋に展開を始めず、2027年も任務に就けない可能性が高いものが4隻ある(編集注:米海軍の現役空母はニミッツ級10隻とジェラルド・R・フォード級1隻の全11隻)。

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米海軍で現役最古の空母であるニミッツ級空母1番艦「ニミッツ(CVN-68)」は今年、ワシントン州のキトサップ海軍基地からノーフォーク海軍基地への母港移転を完了した。ニミッツは、次世代のジェラルド・R・フォード級空母の2番艦「ジョン・F・ケネディ(CVN-79)」が2027年3月に米海軍に引き渡さるのに伴い、退役する予定となっている。

ニミッツ級空母の7番艦「ジョン・C・ステニス(CVN-74)」は、艦齢半ばに行われる「核燃料交換・大規模整備(RCOH)」の終盤に差しかかっている。完了後も、引き渡し後の海上公試や訓練を行う必要がある。同じプロセスを次に控えているのがニミッツ級空母の8番艦「ハリー・S・トルーマン(CVN-75)」で、プロセス全体の完了には4年以上かかる可能性がある。つまり、ハリー・S・トルーマンが再び任務に就けるのは2030年以降になるということだ。

ニミッツ級空母の9番艦「ロナルド・レーガン(CVN-76)」は、ワシントン州のピュージェット・サウンド海軍造船所・中間整備施設で17カ月におよぶ「ドック入り計画的段階整備(DPIA)」を終えた。同艦が再び展開するのにもやはり、さらに数カ月にわたる海上公試や認証手続き、訓練が必要になる。

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こうした事情から、米海軍は今後も空母を長期展開でローテーションせざるを得ないとみられる。

(forbes.com 原文)

翻訳・編集=江戸伸禎

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