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2026.10.03 10:45

マイクロソフト株の今後6カ月、カギは「Azureの伸びと設備投資の額」

Sundry Photography - stock.adobe.com

10月27日と28日:クラウドの競合2社の決算

グーグルの親会社アルファベットは、マイクロソフトと同じ米国時間2026年10月27日に決算を発表する予定で、翌28日にはアマゾン・ドットコムが続く。両社とも、クラウドコンピューティングでAzureと競合している。マイクロソフト自身の数字ではないものの、両社の決算は、クラウド需要を測るもう一つの材料になる。

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クラウド需要が重要なのは、マイクロソフトのクラウド事業の売上高が、2026年度(2025年7月〜2026年6月)に2140億ドル(約33兆8000億円)を超えたからである。これは同社の総売上高の3分の2近くにあたり、Azureだけでなく、法人向けMicrosoft 365などのクラウドサービスも含む数字である。27日と28日に注目すべき数字は、両社のクラウド事業の伸び率である。両社とも伸びが鈍れば、顧客がクラウドの処理能力を以前ほど買わなくなっている兆しとも考えられる。逆に両社とも伸びが加速すれば、顧客が処理能力の購入を増やしていることを示す。マイクロソフト株には、決算発表の前後に大きく動いてきた経緯があり、同社株式を保有する投資家にとっては見過ごせない点である。

マイクロソフトの株主は何に備えるべきか

この1年でマイクロソフト株が最も大きく下げたときの下落率は34.9%で、備えるべきなのはこの規模の下落だ。この下落は米国時間2025年10月28日に始まり、2026年6月25日に底を打った。この間に、1万ドル(約158万円)分のマイクロソフト株は、約6510ドル(約103万円)に目減りした。直近4回の決算発表では、発表をはさんだ2営業日の株価の動きが、9.8%の下落から14.7%の上昇までの幅に及んだ。

Azureの伸びと設備投資の額が、ともに経営陣の示した数字に近ければ、マイクロソフトは言ったとおりの結果を出したことになる。一方で、Azureの伸びが見通しを下回ることも、設備投資が見込みを大きく上回ることもありうる。そのどちらかが起きた場合は、2026年6月に底を打った前回の下落と同じくらい大きな下げに備えておく必要がある。

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投資家にとって、これらの日程を迎えるのにふさわしい持ち株の量とは、同じ規模の下落がもう一度起きても、意図しない不必要な売却を強いられない適切な保有規模だ。

(forbes.com 原文)

翻訳=酒匂寛

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