成功した起業家らはみな、失敗した起業家が陥るネガティブな行動パターンを意識的に避けている。以下にそのポイントを挙げてみよう。
1. 自分の直感を疑うこと
成功する起業家は優れた直感を持っている。理論を直感と上手くバランスさせて、卓越した結論を出す。直感を使いこなすためには時間がかかるかもしれないが、経験を積む中で精度を高め、うまく使いこなせるようになれば、成功の道に近づくだろう。
2. 努力せずに成功を期待する
努力なくして成功なし、とよく言われるが、成功する起業家は例外なく努力している。彼らは簡単に仕事を得ようとしたり、実績をあげていない仕事の報酬を期待したりしない。成功は努力に比例して得られるものだと理解しているのだ。それと同時に、一緒に努力してくれた人たちに敬意を払うことも忘れない。
3. 状況を変えられないと思い込む
ネガティブな行動をする人の共通点は、失敗を他人や状況に責任転嫁することだ。成功する起業家は常に自己分析をし、自身の行動や状況の責任の全てを引き受ける。どんな苦境に陥っても、そこには打開策があると信じている。
4. 時間が足りないことを嘆く
全人類が平等に1日24時間を与えられている。仕事の時間が足りないと思うとしたら、それは時間の管理が下手で、不要なことに時間を浪費しているのだ。成功者はみなスケジュール管理を徹底し、仕事の優先順位や終わらせ方を理解している。
5 . 完璧主義に陥る
成功者は物事をすべて完璧に仕上げようとしない。完璧主義はエネルギーや時間を奪い、事業を誤った方向に導く。成功者たちはみな、優れたものを生み出すために努力をするが、完璧なものを求めてはいない。
6. 無気力になり沈黙する
成功者たちは被害者意識を抱かず、理由もなく自分を小さく見せたりしない。必要に応じて常に発言し、苦しい状況でも決して沈黙に陥らない。
7. 誰からも好かれようとしない
多くの人は他人から好かれたいと思い、自分よりも他人を優先する。しかし、成功者たちは他人の気持ちを考慮しつつも、そのことに重点を置きすぎることはない。自分の最終目標を常に頭の中に持ち、優先すべきものを理解している。他人とは明確な境界線を保ちつつ、設定したゴールに向かって進んでいく。