ビジネス

2026.10.05 13:08

米ホリデー商戦、オンライン支出が過去最高43兆円超へ──AI利用も拡大

stock.adobe.com

サイバーウィークは約7兆4575億円、値引き率は最大30%

2026年11月30日のサイバーマンデーには、米国のオンライン販売額が1日で150億ドル(約2兆3550億円)を超え、過去最高になる見通しだ。2025年のサイバーマンデーを6.2%上回る。

advertisement

アドビは、11月26日の感謝祭から11月30日のサイバーマンデーまでの5日間を指すサイバーウィークが、商戦で最も支出の大きい期間になると予測する。オンライン支出は475億ドル(約7兆4575億円)で、11~12月のホリデー商戦全体の17.3%を占める見通しだ。

値引き率もサイバーウィークが最も高く、最大30%に達するとみられる。11月初旬は最大14%、感謝祭直前は最大21%で、12月を通じた平均値引き率は10~15%になる見込みだ。

AI経由の訪問者は購入率と1訪問当たり売上高が高い

米国の小売サイトへのAI経由のアクセスは、2026年のホリデー商戦に前年比130%増える見通しだ。2024年と2025年のホリデー商戦でもAI経由のアクセスは大幅に増加しており、2026年も高い伸びが続くと予測されている。

advertisement

AI経由のアクセスとは、消費者がAIツールに表示されたリンクをクリックして小売サイトを訪れることを指す。パンディアは、AI経由のアクセスについて次のように語った。「数年間の推移と、セールのタイミングにどれほど敏感に反応するかを見るのは興味深い」。

パンディアによると、AI経由の訪問者は非AI経由の訪問者より購入に至る割合が高く、1訪問当たりの売上高も大きい。サイト上で商品を調べるなどの行動も活発だという。最もお得な商品を選びたい消費者が大規模言語モデル(LLM)を使って商品や値引きを調べ、選択に確信を持とうとしているためだとパンディアは説明している。

後払い決済(BNPL)の利用額は、2026年11~12月に213億ドル(約3兆3441億円)となり、2025年から6.6%増えると予測される。

玩具からAIグラスまで幅広い商品が売れ筋候補に

アドビが売れ筋になると見込む玩具には、30年前に大ヒットした「Tickle Me Elmo」の新版「くすぐって!いっぱい笑うよエルモ」、NeeDohのスクイーズ玩具、ネットフリックス映画『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』の人形が含まれる。

消費者向け製品ではダイソンの「Dyson Airwrapマルチスタイラー&ドライヤー」、小型デジタルカメラ「KODAK Charmera」、メタ(Meta)のAIグラス、各種スマートフォン、ゲーム機、ビデオゲームが挙げられた。

(forbes.com 原文)

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事