プロジェクト・ジュピターは79兆円規模のスターゲート計画の一部
ニューメキシコ州ドニャアナ郡で建設中のプロジェクト・ジュピターは、大量の計算処理を担う大規模な「ハイパースケール」データセンターだ。OpenAI、オラクル、ソフトバンクグループなどが2025年に立ち上げたスターゲート・プロジェクトの一部で、スターゲート全体では米国内のAIインフラ整備に4年間で5000億ドル(約79兆5000億円)を投じる計画だ。
スターゲートは2025年、ドナルド・トランプ大統領とともに大統領執務室で発表された。オラクルによると、プロジェクト・ジュピターはニューメキシコ州とドニャアナ郡に47億ドル超(約7473億円超)の長期的な経済効果をもたらす見込みだ。
最初の5年間に最低7兆9500億円、30年間で最大26兆2350億円
ドニャアナ郡が公表した資料では、最初の5年間に最低500億ドル(約7兆9500億円)を投資し、30年間では最大1650億ドル(約26兆2350億円)に達する可能性がある。
オラクルはこのプロジェクト向けに複数の銀行から180億ドル(約2兆8620億円)の融資を確保したと、ブルームバーグが2025年に報じた。
地域社会の反発が強まり、法的異議申し立ては州最高裁へ
米国ではデータセンター建設の拡大を巡り、数カ月にわたって地域社会から強い反発が起きている。プロジェクト・ジュピターを巡る法的な異議申し立ては州最高裁まで持ち込まれたが、同裁判所は申し立てを退け、許認可手続きの継続を認めた。
9月に公表された世論調査では、民主・共和両党の有権者で、いずれも過半数がデータセンターの追加建設に反対している。


