資産運用

2026.10.02 09:15

ファンドマネジャー志望のN高生に、村上世彰が放った「『何を勉強したらいいか』は問題じゃないんだよ」

©️Norifusa Mita/Cork

「高校時代にやったほうがいいことは?」

Bさん:N高のゲスト講演に来られた方たちに、高校時代に何をやったらいいかお聞きすると、共通するのは「芸術や音楽に触れて感性を高めた方がいい」と。村上さんもそう考えますか?

村上氏:えっ、そんなことは言うのはいいかげんな奴だなあ。感性を高めたって何もわからないよ。

逆に、僕がやったほうがいいと思うのは「自分で考えること」。あなたにとって、たぶん人生で一番考えたことは、今回、投資で大きな損をしたことだと思います。

Bさん:はい……

村上氏:だから、それはすごくいい経験です。その経験について、きちんと考えること。芸術を見たから、音楽を聞いたからって、なにも人生変わりません!

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進路の相談も多い。投資部への入部動機として、将来の進路に役立てたいという人も多いという。

Cさん:将来は、ファンドマネジャーなどの株式に関わる仕事をしたいんです。学んだ方がいいことや、取ったほうがいい資格はありますか?

村上氏:じゃあ、日本の経済について、何でもいいからひとつ話して。例えば、日銀の会合で金利が下がりそうですねとか、上がりそうですねとか、アメリカの金利が下がるでしょうかとか、何でもいいよ。

Cさん:えっと、今後はやっぱり金利は上がると思っていて、アメリカもまた金利は下げて……で、金利の幅はやっぱ縮まるのかなって。国債も上がりそうだと思います。

村上氏:うん。なんで?

Cさん:うーん。

村上氏:なんで君は、アメリカの金利が下がって、日本の金利が上がりそうだと思うのか。

Cさん:アメリカの場合はトランプが、まず関税を上げて、で、そこの関税から減税、あ、減税をするまでの間に、そこで金利を下げて……。

村上氏:要は、そうやって一つひとつ考えることが大事なんだ。なんで金利が下がりそうなのか、なんで金利が上がりそうなのか。たくさんの本や、いろんな人の意見があるから、それを勉強するんでもいい。

「何を勉強したらいいか」は問題じゃないんだよ。「何を知りたいか」「知るとどんないいことがあるか」。そこから始めること。

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文=渡辺彰子

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村上世彰×N高グループ投資部「投資ガチ面談」

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