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リーダーシップ

2026.10.08 09:15

AIを「疑似親」と呼ぶ若者たち…正解を求めすぎて疲弊する心理のワナ

Getty Images

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「自分に合う選択肢を、ちゃんと選びたい」。そう思うほど、かえって何を選べばいいのかわからなくなってしまうことがある。博報堂若者研究所の山崎茜研究員とボヴェ啓吾所長は、「ちゃんと選べば、正解にたどり着ける」と思い込んでしまう、現代の落とし穴を指摘する。

『自由過多 「何でもできる」時代を迷わず生きる技術』(サンマーク出版)より一部抜粋、再構成し、AIが「正解」を返してくれる時代に気をつけるべきことを解説する。


「自分のことを自分で決められる」快適さとしんどさ

これまでは、うまくいかなければ「時代のせい」「環境のせい」「家族のせい」にできる部分があった。

会社が傾いても、婚期が遅れても、自分だけですべての責任を負うものではなかった。

その「失敗」に対して家族や、周りの人も当人と一緒に責任を負い、共に解決を目指していくような感覚があった。

だが今はそうではない。

「自分で選べる時代」だからこそ、うまくいかなかったときの矛先が、まっすぐ自分に向く。

「自分は自分、他人は他人」「自分の道は、自分で探すしかない」という意識が高まっているのだ。

しかし今は情報があふれる時代。「より良い選択」のヒントはいくらでも手に入る。

セオリーや診断コンテンツから始まり、成功者の体験談、初心者向けマニュアルなど様々だ。

診断に基づいた美しさ・かわいさの理想像と、それを手に入れるための手段があふれかえっている。

その〝正解〟を手に入れていないと「自己責任」や「努力不足」になってしまう。

次ページ > AIが「正解を返してくれる」時代に、気をつけたいこと

文=山崎 茜/博報堂 若者研究所研究員、ボヴェ啓吾/博報堂 若者研究所代表

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