飾りたいアートを手軽に入手
「スマートキャンバス」は内蔵マイクを通じてユーザーのプロンプト(指示)を認識し、それに応じて表示内容を更新する。ユーザーはアプリをインストールすることなく、スマホなどの端末を利用して、好みの画像やアート作品をアップロードすることができる。
スマートキャンバスはローカル接続を介してプライベートに動作し、追加のハードウェアを使用することなく、壁に飾ったアート作品を簡単に、繰り返し、素早くかけ替えることができる。ホテルなどの施設は、従来から客室に飾っているアート作品の代わりにスマートキャンバスを取り入れることで、定期的に行う室内の模様替えや改装に合わせて、手軽に新たなアート作品を飾ることができる。
Fraimicの創業者のマターナは、この製品について次のように述べている。
「まず、スマートキャンバスは機能的なアート作品として設計されたものです。AIはこの製品の体験において中心的な位置を占めるものではなく、それを実現するためのツールです」
「バッテリーの寿命、シンプルさ、そしてローカル環境のみでの動作に重点を置きました。それにより、デジタル機器特有の煩わしさを取り除き、自宅や職場に自然に溶け込むデバイスを作り出しました」
Fraimicはハードウェアの設計において、スマートキャンバスの表面の質感、そして長期にわたって継続的に使用するものであるという点を特に重視。ディスプレイには紙のようにマットな質感と、光の反射を抑えた見やすさを実現したフルカラーの「Spectra 6 E Ink」を採用した。フレームは、印刷されたアート作品との視覚的な調和を目指したギャラリー仕様の黒の木製フレームを採用。ケーブル類が不要のため、棚などに置くことも、壁掛けにすることもできる。
マターナはさらに、「目指したのは長期間にわって利用することができる、安定的で適応性の高いディスプレイ・プラットフォーム」だと説明。「私たちはスマートキャンバスを、料金を支払い続けたり、クラウドに依存し続けたりすることなく、クリエイター、家族、そして企業を支える『ビジュアル表現のためのインフラ』と捉えています」と語っている。
Fraimicのスマートキャンバスは、fraimic.comから購入が可能。サイズは13.3インチと31.5インチの2種類が用意されており、価格はそれぞれ、399ドル(約6万2000円)、999ドル(約16万円)となっている。


