• 「皆と同じように働きたいだけ」、職場のセクハラと闘い続けた女性

    大野 左紀子 , Official Columnist

    アメリカの国務省は、先月20日に発表した2017年版の人権報告書において、「日本の職場でセクハラが依然として横行している」と記した。皮肉にも丁度その頃、私たちが毎日目にしない日はなかったニュースと言えば、福田(元)財務省事務次官のセクハラ疑惑である。特筆すべきはこの問題について、信じ難い政治家の対応 ...

  • ザッカーバーグ、ジョブズを描いた脚本家が次に選んだ題材は?

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    フェイスブックの創業者マーク・ザッカーバーグを描いた「ソーシャル・ネットワーク」(デヴィッド・フィンチャー監督)、MLBオークランド・アスレチックスのGMをモデルとした「マネー・ボール」(ブラッド・ピット主演)、天才経営者のプレゼンテーションの秘密に迫った「スティーブ・ジョブズ」(ダニー・ボイル監督 ...

  • 月10ドルで映画館行き放題「ムービーパス」を作った男

    Forbes Trep Talks , Contributor Group

    米国の「ムービーパス(MoviePass)」は月額9.95ドルで映画館に通い放題になるサブスクリプション型のサービスだ。7年前に創業の同社は今や200万人以上の会員数を誇っているが、ここまでの道のりは険しいものだった。ムービーパスを共同創業したのはStacy SpikesとHamet Wattだった ...

  • ガンダムやメカゴジラも登場 「レディ・プレイヤー1」はこう楽しむ

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    スティーヴン・スピルバーグは実に器用な映画監督だ。なにしろ、いま世界的にヒットを記録している「レディ・プレイヤー1」を監督している最中に、もう1本、「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」という作品をつくってしまうのだから。スピルバーグが「レディ・プレイヤー1」の撮影に入ったのは、2016年7月。早 ...

  • 「卒業」へのオマージュか? 「さよなら、僕のマンハッタン」

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    どうやら1974年生まれの映画監督は、サイモン&ガーファンクルが好きなようだ。昨年、日本でも公開され、ロングランヒットとなった「ベイビー・ドライバー」は、長らく自分も忘れていたサイモン&ガーファンクルの隠れた名曲を劇中で印象的に使い、タイトルにまで使用している。4月13日に公開されたばかりの映画「さ ...

  • 歴史に「もし」を考えてしまうチャーチル「伝記」映画の迫力

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    日本人アーティストの辻一弘氏が、第90回アカデミー賞のメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞したことで話題の映画、「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」。同じく主演男優賞を受賞したゲイリー・オールドマンがチャーチル本人になりきった演技も、この作品の見どころとなっている。もちろん、オ ...

  • 「ありがとう」が聞きたくて横領に手を染めた女の夢見た自由

    大野 左紀子 , Official Columnist

    次々と新たな事実が発覚し、自殺者まで出して日本を揺るがせている森友問題。その「起源」の中心にいるのが安倍総理夫人であることは、世論調査などを見ても半数以上の人が確信しているところだ。安倍昭恵氏は裕福な家庭に生まれ、ミッション系スクールを卒業したいわゆるお嬢さんだが、ファーストレディとなった後は、ラジ ...

  • 闘いながら少女を先頭へと押し上げる、タフな女たちの気概

    大野 左紀子 , Official Columnist

    平昌オリンピックが閉会して2週間、現在はパラリンピックで競技者たちがメダルを競っている。五輪に女性が参加できるようになったのは、1900年の近代オリンピック第2回から。19カ国1066人の選手のうち、女性は12人だけだったという。さらに当初はテニスやゴルフのみで、大会側が「女性らしい」と見なした競技 ...

  • 黒人映画「ブラックパンサー」大ヒットで見えた米国の変容

    Natalie Robehmed , FORBES STAFF

    マーベルコミックの実写化映画「ブラックパンサー」(日本では3月1日公開)が米国の「プレジデントデー」の連休に2億4200万ドル(約259億円)の興行収入をあげ、4日間の成績では「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」につぐ歴代2位、公開初週末の成績では歴代5位を記録した。また、黒人キャストによる映画は米 ...

  • 人間嫌いな女性シェフが、試行錯誤の果てに見つけた大切なもの

    大野 左紀子 , Official Columnist

    2月上旬、『だい!だい!だいすけおにいさん!!』という番組で歌われた『あたし おかあさんだから』という歌が炎上した。歌詞を書いたのは人気絵本作家ののぶみ氏。内容を要約すると、「一人の時はオシャレして働き、好きなことをして自分中心の生活だったが、母親になってからはそれをすべてやめて、子ども優先の生活を ...

  • 「グレイテスト・ショーマン」が描くダイバーシティへの視線!

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    まずは、日本の配給会社にとっては耳の痛い話から始めよう。「グレイテスト・ショーマン」の公開前に映画館で流れていた予告編では、“『ラ・ラ・ランド』チーム最新作”という惹句が踊っていた。このコピーに反応して、劇場に足を運んだ人間も少なくはないと思う。実は、自分もそのひとりだ。しか ...

  • アップルの「泣ける短編映画」 中国で大ヒット

    Avi Dan , CONTRIBUTOR

    ブランドや企業が2017年、オンライン動画に費やした金額は計1350億ドル(約14兆4000億円)に上った。これは、テレビ広告費の710億ドル(約7兆5700億円)のほぼ2倍に当たり、デジタル広告費の830億ドル(約8兆8000億円)をもはるかに上回る。この数字は、広告代理店やコマーシャルが独占する ...

  • ネットフリックスが発表「最もイッキ見されたドラマ」10作品

    Dana Feldman , CONTRIBUTOR

    ネットフリックスの人気の高まりを受けて広く一般化したのが“binge watch(ビンジ・ウォッチ)”と呼ばれるイッキ見の習慣だ。2017年に新たに会員になった人が最もイッキ見した作品は、1980年代の米国中西部の架空の町を舞台としたSFホラードラマの「ストレンジャー・シング ...

  • 真実とデマの間で抗った女性ジャーナリストの最後のプライド

    大野 左紀子 , Official Columnist

    新聞通信調査会が1月に発表した「メディアに関する全国世論調査2017年度版」によれば、信頼度の高いメディアは、1位がNHKで70%。以下、新聞、民放テレビ、ラジオ、インターネット、雑誌の順になっている。2011年を境に各メディアへの信頼下落傾向が見られ、とりわけインターネットは「フェイクニュース」の ...

  • ネットフリックスがディズニーを超える理由

    Blake Morgan , Contributor

    ネットフリックスは、創造性あふれるコンテンツ、テレビ局各社の番組配信、顧客重視の姿勢により、巨大企業へと成長を遂げるだろう。同社には自らを押し留めるしがらみもなく、ヒットに次ぐヒットを飛ばし続けており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。だが、ネットフリックスのコンテンツについて語る前に、まずは今日のエンタ ...

  • 介護と離職、葛藤を通じて見直される「親子のかたち」

    大野 左紀子 , Official Columnist

    先日、政府は、高齢化に伴って増大する社会保障費に、新たな抑制目標を設ける検討に入ると発表した。医療費に使われる10兆円規模の国費は、これまで診療報酬改定や医療・介護の自己負担などの制度改正で削減されてきたが、今後は増々国民の負担が増える可能性が高い。もちろん私たちの介護負担は、金銭面ばかりではない。 ...

  • ディザスターの幕の内弁当、映画「ジオストーム」が描く2022年

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    「ディザスターフィルム(disaster film)」というジャンルがある。「ディザスター」は大災害や大惨事を意味する言葉だが、このジャンル、日本ではパニック映画とも言われ、自然災害のみならず、重大事故を題材としたものや怪獣映画に至るまで、そのなかに括られていたりする。映画「ジオストーム」は、「ディ ...

  • スター・ウォーズ新作が中国で公開、興収2億ドル突破の期待

    Rob Cain , CONTRIBUTOR

    「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」が1月5日から中国で公開された。同作は記録的なグローバルヒットとなるのか、それともまずまずの成績で終わるのか? その運命は中国での興行にかかっている。「最後のジェダイ」は、米国内外での封切りから17日間で10億ドル(約1130億円)の全世界興行収入を上げている。1 ...

  • 20世紀フォックスを作った男 W・フォックスの成功と転落

    Forbes JAPAN 編集部 , Forbes JAPAN

    私が友人に、米メディア大手の20世紀フォックス設立者の伝記を読んでいると話したところ、「ルパート・マードックのこと?」と聞き返された。無理もない。バンダ・クレフトの新著『William Fox, The Man Who Made The Movies: The Meteoric Rise and T ...

  • ディズニーは「スター・ウォーズ」の家族のドラマをどう描くのか?

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」が絶好調のようだ。12月15日に封切られたが、全国377館、937スクリーンでの公開。大手の映画会社がメジャー作品の基準値としているのが300スクリーン前後での公開だから、その3倍以上の数字だ。公開当日、都内の繁華街にあるシネコンを覗いてみたが、全スクリーンの約半 ...

  • 米ミレニアル世代が「クリスマスに観たい映画」トップ5

    Rob Cain , CONTRIBUTOR

    映画チケットのオンライン販売を行う米「ファンダンゴ」が、クリスマスシーズンに向けた映画チケットの購入動向を報告した。データによると、ミレニアル世代(18〜34歳)の映画好きのユーザーの86%が「最低でも2回、12月のホリデーシーズンに映画を観に行く」と回答した。さらに、映画業界にとって嬉しいのは、回 ...

  • NYで相次ぐ映画のミュージカル化 「青春映画の傑作」が3月に

    Simon Thompson , CONTRIBUTOR

    ミュージカル版「ミーン・ガールズ」が2018年4月にブロードウェイで上演されることが正式に発表された。同作はスクールカーストに悩むアメリカの女子高校生を描き、青春映画の傑作と呼ばれた2004年公開のコメディ映画「ミーン・ガールズ」を舞台化したもの。コメディアン、女優としても活躍するティナ・フェイが脚 ...

  • ヒーロー映画のオールスター化、人々はいま「連帯」を求めている?

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    ヒーローは昔から孤独なものと決まっていた。正義のために孤軍奮闘で悪と戦う姿は、英雄物語として神話の時代から語り継がれてきた。さて、このところのアメリカン・コミックヒーローたちはどうだろう。どうやら彼ら(彼女もいる)は、しばらく前から「正義」について悩み始め、自らのヒーローとしての存在を問い詰め、その ...

  • ピクサー映画「リメンバーミー」が中国で大ヒットの予感

    Rob Cain , CONTRIBUTOR

    ピクサーの映画「COCO(邦題:リメンバーミー」が中国で11月24日公開された。初週末の興行成績はかなり好調な出だしで、COCOは24日に190万ドルを売上、翌25日には710万ドル(約8億円)を記録した。ディズニー傘下のピクサーは中国で目立った結果を残せてこなかった。実際のところピクサーは、米国の ...

  • 世界に広がる「MeToo」、映画から考える性暴力への「あるべき救済の姿」とは

    大野 左紀子 , Official Columnist

    ハリウッドをゆるがしたハーヴェイ・ワインスタイン氏の性暴力告発は各方面に飛び火し、収まる気配がない。10月末にはフランス各地で反セクハラデモが展開され、アメリカでは著名アーティストを含む7000人が業界の権力者のセクハラを非難する公開書簡を発表。11月に入ってからは、ペルーでミス・ペルー審査会の出場 ...

  • 偏食からグルメまで、大統領を支えるシェフのドラマ

    大野 左紀子 , Official Columnist

    11月5日、トランプ大統領が来日する。政治的事案もさることながら個人的に興味があるのは、安倍首相とのゴルフ会談の後の晩餐で何を食べるのかということ。首相行きつけの赤坂の料亭で、和食に挑戦するのだろうか?というのも、トランプ大統領は偏食で有名だからだ。大好きなのはハンバーガー、ポテトチップス、コーラ、 ...

  • ボッテガ・ヴェネタが、芸術に貢献した人々を称えるイベントに協賛する理由

    Forbes JAPAN 編集部 , Forbes JAPAN

    10月14日、アメリカのロサンゼルスにあるハマー美術館では第15回となる「ガラ・イン・ザ・ガーデン」が開催された。イベントには、ボッテガ・ヴェネタが5年連続で協賛しており、クリエイティブ・ディレクターのトーマス・マイヤーが、女優のジェシカ・ラング、俳優のザカリー・クイントらと共にホストを努めた。 多 ...

  • 吸う人と吸わない人が共存する映画鑑賞空間

    Forbes JAPAN 編集部 , Forbes JAPAN

    9月23日の夜、渋谷・公園通りの発端に位置する渋谷HUMAXシネマで行われた「Forbes JAPAN Presents〈20歳以上限定〉大人が嗜む映画鑑賞会TSUNAGU CINEMA’S in TOKYO Vol.2」は、通常の映画鑑賞イベントとはひと味違っていた。 このイベントで行 ...

  • 映画「ブレードランナー」続編が大コケ 中年にしか受けない説

    Scott Mendelson , Contributor

    恐れられていた事態が現実になろうとしている──。映画ファンから熱狂的支持を集めると期待された伝説的SF映画「ブレードランナー」の続編の上映が米国で10月6日金曜日からスタートしたが、客の入りはパッとしない。1億5500万ドル(約175億円)という巨額な製作予算を投じて作られた「ブレードランナー204 ...

  • 世界最大のフィルムマーケット 写真で見る「カンヌ国際映画祭」

    古谷 ゆう子 , CONTRIBUTOR

    今年70回目となったカンヌ国際映画祭は華やかなレッドカーペットで知られる一方、世界最大のフィルム・マーケットが併設されるビジネスの場でもある。約2週間の期間中にはどんなことが起きているのか。毎日無料配布される雑誌、オフィシャルスポンサーの名が入った車、アパルトマンに掲げられた巨大バナーなど&hell ...