• 困った人がいたら助けること 行動派セレブマダムの自信と誇り

    大野 左紀子 , Official Columnist

    大学アメフト、ボクシング、女子体操と、今年は春以降スポーツ界でのパワハラ問題が相次いで発覚しているが、そんな中で大坂なおみ選手の全米オープンテニスでの初優勝は、久々に明るいニュースだった。スターが誕生すると、そのファミリーヒストリーがこぞって報道され、話題になる。若くして偉業を成し遂げた人が、どんな ...

  • 「スカイスクレイパー」の見どころは高さ1km超の香港のビル

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    ご存知のように、いま世界でいちばん高い超高層ビルは、アラブ首長国連邦のドバイにある「ブルジュ・ハリファ」だ。軒高(屋根の地上高)が636m、その上に立つ尖塔まで含めると828m、フロアは162階にも及ぶ。ところが、映画「スカイスクレイパー」の舞台となる「ザ・パール」というハイテクビルは、高さが106 ...

  • 全員アジア人の米映画「クレイジー・リッチ!」が達成した偉業

    Scott Mendelson , Contributor

    「死霊館のシスター」や「ミッション・インポッシブルフォールアウト」に並ぶほどの空前のヒットではないものの、「クレイジー・リッチ!」が公開5週目に入っても好調だ。ついに累計北米興行収入1億4950万ドル(約167億3869万円)を達成し、今年の夏の映画(54〜93までの公開作品)8位に躍り出た。同作は ...

  • 特撮好きだった少年が、「社会的養護」をテーマに映画を作るまで

    矢嶋 桃子 , OFFICIAL COLUMNIST

    4月のある日、1本の映画が完成したという連絡が入った。「長年、温めていた企画です」そう話す、企画、監督を務める西坂來人さん(33)は、小学校の一時期を児童養護施設で過ごした。映画「レイルロードスイッチ RAILROAD SWITCH」で描くのは、児童養護施設で暮らした若者たちの「その後」だ。「施設や ...

  • 大自然の中の過酷な旅、過去を生き直す女性の実話

    大野 左紀子 , Official Columnist

    例年にない猛暑に見舞われた今夏、まだしばらく残暑は続きそうだが、お盆休みの旅行を返上し、今月の連休にレイトサマーを楽しもうと計画している人もいるのでは? 夏休みも終わり落ち着き始める国内観光地、早くも秋の訪れが感じられるヨーロッパ、南半球の島々はこれから春のバカンスシーズンだ。レジャー目的ではなく、 ...

  • レバノン映画「判決、ふたつの希望」、法廷劇の陰に母の存在

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    首都ベイルートの住宅街で些細な諍いが起きる──。パレスチナ人の現場監督ヤーセルが、アパートの補修工事を行っていたところ、そこに住むレバノン人のトニーが憤激、取り付けたばかりの排水管を破壊してしまう。その暴挙に怒ったヤーセルは、トニーに対して「クズ野郎」という言葉を吐き捨て、工事現場から立ち去る。かね ...

  • 似ているからこそ対立する? 母と娘、争えぬ血の悲喜劇

    大野 左紀子 , Official Columnist

    お盆の帰省シーズンも終わり、ほっと一息ついている人も多いのではないだろうか。道路の渋滞や交通機関の混雑、移動の疲労もさることながら、そもそもあまり積極的に帰省したくないという声も最近は聞かれる。もっとも多いのは、既婚女性の「義実家に行きたくない」。姑に愚痴や厭味を言われる、何かと気を使う、家事労働を ...

  • 予告編から「客入り」を予測 人工知能が映画製作の助けに?

    河 鐘基(ハ・ジョンギ) , Official Columnist

    映画をみるとき、本編と同様についつい見入ってしまうものがある。映画の予告編である。映画館にしろ、DVDにしろ、予告編を見て次に見る作品を選ぶ(もしくは選ばされてしまう)視聴者も、きっと少なくないはずである。そして、その予告編に関するテクノロジーは、日々、発展を遂げている。米国では、予告編のみを分析し ...

  • 女とは一体何なのか? 「自分のかたち」を探すトランスジェンダーの旅

    大野 左紀子 , Official Columnist

    7月2日、お茶の水女子大が、戸籍上は男性でも自身の性別が女性だと認識しているトランスジェンダー(以下、トランス女性)の学生を、2020年度から受け入れる方針を発表し、注目を集めた。日本女子大、奈良女子大他の主要女子大学も受け入れを検討しているという。近年減少している女子大だが、社会にまだ根強く存在す ...

  • ゴダールを知らなくても楽しめる「グッバイ・ゴダール!」

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    ウディ・アレン82歳、クリント・イーストウッド88歳、ジャン=リュック・ゴダール87歳。映画界には、いまだ作品を撮り続ける巨匠監督が健在だ。高齢者問題などまるで関係なく、80代になってむしろその創作意欲が高まるくらいの活躍を見せている。なかでもゴダールは、映画監督としてのキャリアが最も長い。1950 ...

  • ネットフリックス、番組予算を「年間1.4兆円」に拡大

    Dana Feldman , CONTRIBUTOR

    ネットフリックスは今年、80億ドル(約9000億円)のコンテンツ予算を用意していると報じられていたが、2018年も半ばを過ぎた今、同社はその予算をさらに増大させる見込みであることが判明した。英「エコノミスト」が掲載したゴールドマン・サックスによる試算によると、ネットフリックスは今年のコンテンツ予算を ...

  • テニス界のアントレプレナー、闘うキング夫人の伝記映画

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    大阪府出身のテニスプレーヤー、大坂なおみ選手が今年3月、WTAツアーのインディアンウェルズ・マスターズで優勝して話題をさらったが、この「WTA」というのは 「Women’s Tennis Association」のことで、日本では「女子テニス協会」と訳されている。WTAは1970年にアメ ...

  • 選ぶ作品に成功のヒントはあるか 起業家が好きな映画やテレビ番組とは?

    Forbes JAPAN 編集部 , Forbes JAPAN

    今週から毎日1問1答、「Forbes JAPAN常連起業家に聞いた9の質問と回答」を公開している。7回目の本日のテーマは「好きな映画とテレビ番組」。これまで本誌で取材をしてきた起業家たちは、どんな作品を挙げるのか? ここに8名の回答を紹介する。名越達彦の場合「鳥人間コンテスト。私がかつて出場した番組 ...

  • 映画史に残るSF名作となるか? 「ユーチューバー」による初監督作

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    いまでこそ、「ブレードランナー」(1982年公開)は、未来世界を描いたSFの名作として映画史にその名が刻まれているが、公開当初は不評で、上映も早々と打ち切られてしまった。その後、ちょうど普及し始めたビデオで、繰り返し観ることがたやすくなり、この作品の真価が認められる。この「リディバイダー」という地球 ...

  • 不法行為へ追いやられる貧困の中の、ささやかな絆と倫理

    大野 左紀子 , Official Columnist

    6月11日、629人のアフリカ系移民を乗せて地中海で立ち往生していた「アクアリウス号」の入港を、スペインのサンチェス首相が認めた。アクアリウス号は、国境なき医師団とドイツの慈善団体「SOSメディテラ」が運営する船舶で、6回に渡ってゴムボートから移民を救助したが、イタリアやマルタで受け入れを拒否されて ...

  • 映画体験を革新する「ドルビーシネマ」 英国7カ所で開設へ

    John Archer , CONTRIBUTOR

    ドルビーラボラトリーズは先日、英国の映画館チェーン「オデオンシネマズ」と提携し、今後の数年間でイギリスに7カ所以上の「ドルビーシネマ」対応映画館を開設するとアナウンスした。ドルビーの最新シネマ技術であるドルビーシネマは、最先端の映像技術「ドルビービジョン」と立体音響技術の「ドルビーアトモス」を採用し ...

  • 公開直前にもスキャンダル、世紀の誘拐事件を描く「ゲティ家の身代金」

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    正直なところ、ケヴィン・スペイシーが演じるジャン・ポール・ゲティも見てみたかった気はする。実は、この作品、「ゲティ家の身代金」は、公開予定日の1カ月前に、まだ撮り直しをしていた。それもこれも、スペイシーのあのセクハラ報道が発端だ。すでに撮影も編集も終え、昨年11月14日のプレミア上映を待っていた矢先 ...

  • 「皆と同じように働きたいだけ」、職場のセクハラと闘い続けた女性

    大野 左紀子 , Official Columnist

    アメリカの国務省は、先月20日に発表した2017年版の人権報告書において、「日本の職場でセクハラが依然として横行している」と記した。皮肉にも丁度その頃、私たちが毎日目にしない日はなかったニュースと言えば、福田(元)財務省事務次官のセクハラ疑惑である。特筆すべきはこの問題について、信じ難い政治家の対応 ...

  • ザッカーバーグ、ジョブズを描いた脚本家が次に選んだ題材は?

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    フェイスブックの創業者マーク・ザッカーバーグを描いた「ソーシャル・ネットワーク」(デヴィッド・フィンチャー監督)、MLBオークランド・アスレチックスのGMをモデルとした「マネー・ボール」(ブラッド・ピット主演)、天才経営者のプレゼンテーションの秘密に迫った「スティーブ・ジョブズ」(ダニー・ボイル監督 ...

  • 月10ドルで映画館行き放題「ムービーパス」を作った男

    Forbes Trep Talks , Contributor Group

    米国の「ムービーパス(MoviePass)」は月額9.95ドルで映画館に通い放題になるサブスクリプション型のサービスだ。7年前に創業の同社は今や200万人以上の会員数を誇っているが、ここまでの道のりは険しいものだった。ムービーパスを共同創業したのはStacy SpikesとHamet Wattだった ...

  • ガンダムやメカゴジラも登場 「レディ・プレイヤー1」はこう楽しむ

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    スティーヴン・スピルバーグは実に器用な映画監督だ。なにしろ、いま世界的にヒットを記録している「レディ・プレイヤー1」を監督している最中に、もう1本、「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」という作品をつくってしまうのだから。スピルバーグが「レディ・プレイヤー1」の撮影に入ったのは、2016年7月。早 ...

  • 「卒業」へのオマージュか? 「さよなら、僕のマンハッタン」

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    どうやら1974年生まれの映画監督は、サイモン&ガーファンクルが好きなようだ。昨年、日本でも公開され、ロングランヒットとなった「ベイビー・ドライバー」は、長らく自分も忘れていたサイモン&ガーファンクルの隠れた名曲を劇中で印象的に使い、タイトルにまで使用している。4月13日に公開されたばかりの映画「さ ...

  • 歴史に「もし」を考えてしまうチャーチル「伝記」映画の迫力

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    日本人アーティストの辻一弘氏が、第90回アカデミー賞のメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞したことで話題の映画、「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」。同じく主演男優賞を受賞したゲイリー・オールドマンがチャーチル本人になりきった演技も、この作品の見どころとなっている。もちろん、オ ...

  • 「ありがとう」が聞きたくて横領に手を染めた女の夢見た自由

    大野 左紀子 , Official Columnist

    次々と新たな事実が発覚し、自殺者まで出して日本を揺るがせている森友問題。その「起源」の中心にいるのが安倍総理夫人であることは、世論調査などを見ても半数以上の人が確信しているところだ。安倍昭恵氏は裕福な家庭に生まれ、ミッション系スクールを卒業したいわゆるお嬢さんだが、ファーストレディとなった後は、ラジ ...

  • 闘いながら少女を先頭へと押し上げる、タフな女たちの気概

    大野 左紀子 , Official Columnist

    平昌オリンピックが閉会して2週間、現在はパラリンピックで競技者たちがメダルを競っている。五輪に女性が参加できるようになったのは、1900年の近代オリンピック第2回から。19カ国1066人の選手のうち、女性は12人だけだったという。さらに当初はテニスやゴルフのみで、大会側が「女性らしい」と見なした競技 ...

  • 黒人映画「ブラックパンサー」大ヒットで見えた米国の変容

    Natalie Robehmed , FORBES STAFF

    マーベルコミックの実写化映画「ブラックパンサー」(日本では3月1日公開)が米国の「プレジデントデー」の連休に2億4200万ドル(約259億円)の興行収入をあげ、4日間の成績では「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」につぐ歴代2位、公開初週末の成績では歴代5位を記録した。また、黒人キャストによる映画は米 ...

  • 人間嫌いな女性シェフが、試行錯誤の果てに見つけた大切なもの

    大野 左紀子 , Official Columnist

    2月上旬、『だい!だい!だいすけおにいさん!!』という番組で歌われた『あたし おかあさんだから』という歌が炎上した。歌詞を書いたのは人気絵本作家ののぶみ氏。内容を要約すると、「一人の時はオシャレして働き、好きなことをして自分中心の生活だったが、母親になってからはそれをすべてやめて、子ども優先の生活を ...

  • 「グレイテスト・ショーマン」が描くダイバーシティへの視線!

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    まずは、日本の配給会社にとっては耳の痛い話から始めよう。「グレイテスト・ショーマン」の公開前に映画館で流れていた予告編では、“『ラ・ラ・ランド』チーム最新作”という惹句が踊っていた。このコピーに反応して、劇場に足を運んだ人間も少なくはないと思う。実は、自分もそのひとりだ。しか ...

  • アップルの「泣ける短編映画」 中国で大ヒット

    Avi Dan , CONTRIBUTOR

    ブランドや企業が2017年、オンライン動画に費やした金額は計1350億ドル(約14兆4000億円)に上った。これは、テレビ広告費の710億ドル(約7兆5700億円)のほぼ2倍に当たり、デジタル広告費の830億ドル(約8兆8000億円)をもはるかに上回る。この数字は、広告代理店やコマーシャルが独占する ...

  • ネットフリックスが発表「最もイッキ見されたドラマ」10作品

    Dana Feldman , CONTRIBUTOR

    ネットフリックスの人気の高まりを受けて広く一般化したのが“binge watch(ビンジ・ウォッチ)”と呼ばれるイッキ見の習慣だ。2017年に新たに会員になった人が最もイッキ見した作品は、1980年代の米国中西部の架空の町を舞台としたSFホラードラマの「ストレンジャー・シング ...