• 「ペンフレンド」のトランプ大統領と金正恩氏、非核化は時間切れか

    水本 達也 , Official Columnist

    史上初の米朝首脳会談が、シンガポールで6月12日に開催されることが決まった。トランプ米大統領が、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と「会おう」と表明してから約2カ月半、両者は周辺国を巻き込み、激しい外交駆け引きを展開したが、結局は、米国が力ずくで北朝鮮の非核化を短期間で実現させるという当初のシナリオは、 ...

  • 北朝鮮が「スパイアプリ」を密かに配布、マカフィーが確認

    Thomas Fox-Brewster , FORBES STAFF

    北朝鮮は、米国や韓国との緊張関係が緩和する中でもサイバー攻撃の手を緩めていない。ここ数カ月は、「Sun Team」というハッカー集団らが脱北者をターゲットにした攻撃を活発化させている。マカフィーによると、このハッカー集団はフェイスブック上でフィッシング攻撃を行なったり、Google PlayにAnd ...

  • 北朝鮮エリートも「フェイスブック離れ」 VPNや仮想通貨も人気

    Thomas Fox-Brewster , FORBES STAFF

    フェイスブックの個人データの不正利用の問題を受けて、米国のみならず様々な国で、フェイスブックのアカウントを削除する動きが広がっている──。そんな中で、非常に意外な国でもフェイスブックの利用者が急減していることが明らかになった。その国というのは北朝鮮だ。北朝鮮ではごくわずかな人々にしか、インターネット ...

  • 北朝鮮の粛清を生き抜いた古老、金永南という「無難」な存在

    村上 和巳 , Official Columnist

    4年に1度の冬の祭典である平昌冬季五輪。日本は金メダル4個を筆頭に合計13個という過去最高のメダル獲得数で終了した。しかし、世界的に見れば、平昌五輪で最も話題となったものの1つは、北朝鮮の最高指導者・金正恩氏の実妹である朝鮮労働党中央委員会宣伝扇動部第1副部長・金与正(キムヨジョン)氏の訪韓だろう。 ...

  • 「北朝鮮の五輪参加」世論をAIで分析、韓国人の本音とは?

    河 鐘基(ハ・ジョンギ) , CONTRIBUTOR

    平昌冬季五輪の開催まであとわずか。開催地・韓国の人々の関心のひとつは、朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)の選手団の大会参加と、その後の南北融和の行方となっている。北朝鮮が、大会参加を正式に表明したのは、1月9日に行われた南北高位級会談でのこと。以降、韓国メディアは多くの関連情報が報道しているが、 ...

  • トランプ大統領の「自分ファースト」が強いる二正面作戦の苦悩

    水本 達也 , Official Columnist

    ロバート・デニーロとダスティン・ホフマンが出演している「ウワサの真相ワグ・ザ・ドッグ」(1997年)という映画をご存じだろうか。現職の米大統領がセックス・スキャンダルから国民の目をそらすため、架空の戦争をでっち上げ、自らの正当性を嘘で塗り固めていく内容だ。最近、米国のトランプ大統領がエルサレムをイス ...

  • 対北朝鮮制裁、日本含め世界49か国が違反

    Niall McCarthy , CONTRIBUTOR

    国連安全保障理事会の北朝鮮に対する制裁決議に違反していた国が、世界の49か国に上ることが分かった。米シンクタンク科学国際安全保障研究所(ISIS)が国連の専門家パネルがまとめたデータを分析、12月5日に発表した報告書で明らかになった。報告書によると、2014年3月から2017年9月までの間に制裁決議 ...

  • ウラジオストクで見かけた「もうひとつの北朝鮮人」

    中村 正人 , Official Columnist

    国際的な制裁が強まるなか、海外に出国した北朝鮮の人たちの境遇とはどのようなものなのだろうか。今月上旬から中旬にかけて極東ロシアのウラジオストクに滞在した。日本海に面したこの都市は成田からのフライト約2時間の距離で「日本にいちばん近いヨーロッパ」といわれるが、日本も含めた北東アジアの現在を象徴するコス ...

  • 朝鮮半島有事でも、日本人5万人が退避できない「痛い理由」

    水本 達也 , Official Columnist

    安倍晋三首相を筆頭に、各国首脳が「もてなし合戦」を繰り広げたトランプ米大統領のアジア歴訪(11月5~14日)。焦点の北朝鮮核問題への対応では、誰もが知りたかった今後の米軍による軍事攻撃の可能性について明確なメッセージは示されなかった。一方、小野寺五典防衛相がこの間、朝鮮半島有事が起きた場合の邦人退避 ...

  • かつての「AI大国」北朝鮮が失速、要因はハードウェアと資金不足

    河 鐘基(ハ・ジョンギ) , CONTRIBUTOR

    韓国・産業銀行KDB未来研究所が、朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)の人工知能(AI)開発動向に関するレポート「北朝鮮の人工知能開発状況と展望」を発表した。北朝鮮はかつて、世界規模のコンピュータ囲碁大会を制覇するなど、AI技術で大きな成果を挙げてきた。しかし、国内経済状況の悪化と国際社会の制裁な ...

  • なぜ中国は制裁中でも北朝鮮とつなぐ橋を架けるのか

    中村 正人 , Official Columnist

    9月末、中国吉林省に住む友人から中朝国境に新たに建設中の橋を撮った写真が届いた。以前書いた中朝国境の遊覧ボートの話に出てくる図們新橋である。前回とは異なる場所から撮られているため、橋の建設の進捗状況や現地の様子がよくわかる。まず気づくのは、図們江(朝鮮名:豆満江)の川幅が狭く、水量が少ないこと。今年 ...

  • 米朝の応酬激化で平昌冬季五輪に暗雲? 仏は不参加の可能性

    Gabe Zaldivar , CONTRIBUTOR

    北朝鮮が国際社会に向けて発する痛烈な言葉は間違いなく、一生に一度の機会となるかもしれない五輪への出場を目指す各国のアスリートらの間に懸念をもたらしている。韓国で2018年2月9~25日に開催予定の平昌冬季五輪の開幕は、まだ数か月先のことだ。だが、「戦争」を含む隣国の相次ぐ発言が、不安をあおっている。 ...

  • 北朝鮮が激怒した「アパレル輸出禁止令」 900億円の損失に

    Ralph Jennings , CONTRIBUTOR

    9月15日朝、北朝鮮は再び太平洋に向けてミサイルを発射した。ミサイルは日本の北海道上空を超えて太平洋に抜けた模様だ。北朝鮮の弾道ミサイルが日本上空を通過するのは今回で6回目となった。今回のミサイル発射の背後には9月11日に国連安全保障理事会が採択した、追加制裁決議がある。今回の決議は、北朝鮮向けの石 ...

  • 北朝鮮への追加制裁、ビットコイン需要の押し上げ要因に

    Naeem Aslam , Contributor

    不確実性が高まる時、スマートマネーは常に、下振れリスクから身を守るための機会に高い関心を向ける。「リスクをヘッジする」という言葉はまさに、ここから生まれたものだ。投資家たちは、このところの強気相場が大きく反転することや、一時的な反発を待っている。だが、今のところこれらが起きる兆候はない。ただし、市場 ...

  • 草むらには目を光らす北朝鮮兵、遊覧ボートから見る中朝国境の今

    中村 正人 , Official Columnist

    かつて北東アジアの大地に多くの日本人が住んでいた。ところが、戦後の日本人はこの地域をほとんど見ようとしなかった。冷戦構造で分断されていたせいだが、アメリカの衰退、中国の台頭、北朝鮮の挑発という国際環境の変化の中で、我々は再びこの地域の現実と向き合わざるを得なくなっている。メディアはこの地域を政治的、 ...

  • 金正男暗殺事件に新展開(下)─捜査の現場で見た「非合法のインフラ」

    古川 勝久 , CONTRIBUTOR

    昨年まで私が所属した国連安保理・北朝鮮制裁委員会・専門家パネルが、2月27日、最新版の年次報告書を公表した。度重なる制裁にもかかわらず、なぜ北朝鮮が核・ミサイル、通常兵器の密輸やマネーロンダリングのネットワークを世界各地に張り巡らせたのか、その実態が明らかにされている。それはまさに、「非合法のインフ ...

  • 金正男暗殺で動いた、東南アジアに潜伏する工作員たちの日常

    古川 勝久 , CONTRIBUTOR

    「マレーシアだからこそ、北朝鮮は暗殺を敢行できた」そう語るのは、2016年4月まで5年間、国連安保理の北朝鮮制裁委員専門家パネルとして、捜査の現場に立っていた古川勝久氏である。経済制裁下にある北朝鮮。しかし、工作員は、なぜ自由に海外で活動できるのか。古川氏が緊急寄稿する。2017年2月19日、マレー ...

  • 朴大統領、疑惑の墓穴を掘ったイヤな「クセ」

    牧野 愛博 , CONTRIBUTOR

    2016年から17年へと年が切り替わった韓国は、歳末という空気を全く感じることができないほど慌ただしかった。 騒動の原因のひとつは、12月31日午後9時に釜山の日本総領事館前で除幕された従軍慰安婦問題を象徴する少女像。そしてもうひとつは、朴槿恵大統領を巡る一連の疑惑劇だ。特別検察官の捜査期間は「任命 ...

  • 北朝鮮の「親友」で居たい中国が抱えるジレンマ

    Ralph Jennings , CONTRIBUTOR

    米国務省は上院外交委員会の小委員会で、核兵器開発を進める北朝鮮の海外支援者らを、本格的に調査する方針を示した。疑念の行き先は北朝鮮の核実験を非難も擁護もしない中国に向かっている。北朝鮮政府は先月、弾道ミサイル実験を行い、日米を激怒させた。米国務省のダニエル・フリード調整官は9月28日、「北朝鮮の核開 ...

  • 口先だけか! 国連の担当者が初めて語る、北朝鮮制裁の意外な舞台裏

    藤吉 雅春 , Forbes JAPAN 編集部

    北朝鮮報道には大きく抜け落ちているものがある。過去に国連安保理による制裁が決議されているのに、なぜ9月9日の5回目の核実験に至るまで、北朝鮮は計画通りに核開発とミサイル実験を進められたのだろうか。制裁がどのように行われ、どんな人や組織が摘発されたのか、その実態については、何の検証も報じられていない。 ...

  • 謎だらけの「北朝鮮版ネットフリックス」 政府制作コンテンツを放映

    Shelby Carpenter , FORBES STAFF

    北朝鮮国営テレビは、「ネットフリックス」のような国営の動画ストリーミングを展開する計画を発表した。ただし、インターネットにほとんど接続できない北朝鮮で、ストリーミングサービスが本当に実現するのかは不透明だ。北朝鮮について報道する米国メディアNK Newsによると、北朝鮮では“Manban ...

  • 英ユーチューバーが撮った「北朝鮮のリアル」にやらせ疑惑 本人は否定

    Shelby Carpenter , FORBES STAFF

    世界を旅する動画で人気のイギリス人ユーチューバー、ルイス・コール(Louis Cole)が公開した北朝鮮の動画が物議を醸している。彼が最近公開した6本の動画には、仲間たちと平壌にある巨大なウォーターパークを訪れたり、現地のガイドにいたずらをしたり、白い砂浜を歩いたり、兵士たちとダンスをする様子などが ...

  • 世界は暴発を防げるか 高まる北朝鮮の核能力 part1

    Forbes.com CONTRIBUTORS , CONTRIBUTOR

    オバマ大統領は「戦略的忍耐」をもって待ち続けた。そして我々は、その結果を目の当たりにしている──。北朝鮮は1月6日、水爆実験に成功したと発表した。実験の成功が事実であれば、北朝鮮の核軍備は飛躍的に増強されたということになる。核融合反応を利用する水素爆弾は、これまで北朝鮮が実験を行ってきた原子爆弾より ...

  • 北朝鮮の核実験が米政権にもたらす6つの脅威

    Forbes.com CONTRIBUTORS , CONTRIBUTOR

    北朝鮮の地下核実験は、それ自体が十分な脅威だ。だが、その実験の可能性があるということは、それに伴う一連の別の脅威がもたらされることも意味している。具体的には、2015年に浮上した以下の6つの懸念事項が、その脅威の度合いをさらに増すということだ。1 水素爆弾を開発か北朝鮮の金正恩第一書記は昨年12月、 ...