• 日本車シェアが50%のオーストラリア 中国車は割り込めるのか

    ピーター ライオン , Official Columnist

    2009年からオーストラリアで中国製の自動車が販売されていると言ったら、日本では驚かれるかもしれない。南半球のこの国に最初に上陸した中国車はグレート・ウォール(長城汽車)というブランドのユーティリティ・カーだった。しかしその後の10年で、チェリー(奇瑞)、ジーリー(吉利)、フォートン(北汽福田)、ハ ...

  • 問題の自動運転、そんなに急ぐ必要はあるのか?

    ピーター ライオン , Official Columnist

    今やいつでもどこでも、AI(人工知能)や自動運転、電気自動車の話題で持ち切りだ。自動車メーカーが新しい技術を開発して、自動運転を推し進めていると伝えられる。だから、ひょっとしたら2020年の東京五輪の頃には自動運転がかなり実現するのではないか、と思ってしまったとしても仕方ない。一方で、つい最近アリゾ ...

  • ワールド・カー・アワード、勢いに乗るボルボに最優秀賞

    ピーター ライオン , Official Columnist

    この1年間、実に多くの賞をとって来たボルボが、またしてもXC60で強力なライバルを抑え、3月28日に開催されたニューヨーク国際オートショーで「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー賞」に輝いた。その同じ舞台で、ワールド・グリーンカー賞を獲得したのは日産リーフだ。2011年に登場した初代リーフは、大賞に輝い ...

  • WRXワゴンが復帰か、スバルのヴィジヴ・ツアラーの真相

    ピーター ライオン , Official Columnist

    これはWRXワゴンの再解釈だろうか? 迫力満点のブリスターフェンダーと鋭いエッジが効いた格好いいボディは、ちょうどレヴォーグとアウトバックの中間に当たるサイズだからこそ、再解釈と言えるかもしれない。今月のジュネーブ・モーター・ショーで発表されたスバルのヴィジヴ・ツアラー・コンセプトは、昨年の東京モー ...

  • 「世界一壊れないクルマ」がイメチェン、女性からも人気に

    ピーター ライオン , Official Columnist

    世界でもっとも壊れないと言われたクルマ、トヨタ・ハイラックス。破壊不可能と言ってもいいかもしれない。過去にはイギリスの超人気クルマ番組「トップ・ギア」で、この頑丈な4WD車をどうにかして壊そうと試みたのをファンなら決して忘れないはずだ。お騒がせキャスターのジェレミー・クラークソンは、ハイラックスを燃 ...

  • 全米で「毎日1000台」売れる車、トヨタ・カムリが大変身

    ピーター ライオン , Official Columnist

    初めて新カムリを見た瞬間、比喩がいくつか湧きあがってきたので、僕の脳はちょっと戸惑った。待てよ。外観デザインをそんなに変えるとは意外。カムリはこれまで15年間アメリカでベストセラーだったのに、トヨタはその成功をフイにするだろうか? 全米で毎月平均3万台、つまり毎日1000台も販売されている。カムリは ...

  • 世界で一番美しいSUV、マツダCX−5は才色兼備か?

    ピーター ライオン , Official Columnist

    マツダのデザインって本当に優れていると思う。2011年に、いわゆる「魂動デザイン」というスタイリング言葉が現れてから、間違いなく同社は日本のデザイン界をリードしている。全世界で非常に高く評価されるこの魂動デザインで、堂々と世界カー・オブ・ザ・イヤー賞を獲得。そして、同じデザイン・テイストを使用した新 ...

  • ついに「色気」を放ち出した日本のコンセプトカー

    ピーター ライオン , Official Columnist

    第45回となる今年の東京モーターショーは、いつもと違っていた。2年に一度開催されるこのショーは、新しい技術、 次期スポーツカー、奇妙なセンスでアニメ風なコンセプトカーが際立つことで知られている。それに実は、そういったアニメっぽいコンセプトカーを見るために訪れる海外のジャーナリストも、少なくない。とこ ...

  • まるで車のテーマパーク、BMWのテストコース付きディーラー

    ピーター ライオン , Official Columnist

    日本で最大規模、呆気にとられるほど大きなクルマのショールームが、東京・お台場に誕生したBMWグループ・東京ベイだ。野球場が2つ入る2万7000平方メートルというスペースは、自動車ディーラーとテストコースがディズニーランドと合体したようだ。こんなにアトラクション満載の自動車用施設は、これまで日本にはな ...

  • F1伝説の名を受け継ぐ「MINI」は、ホットな2つの顔を持つ

    ピーター ライオン , Official Columnist

    1969年に制作されたイギリス映画、元祖「ミニミニ大作戦」はコミカルな犯罪映画だった。作品の中で、 金の延べ棒を大量に載せて逃走する青、白、赤3台のおかげで、MINIは一躍有名になった──。原題は「イタリアン・ジョブ」だったが、それは当時のイタリア車では追跡しきれない、英国車MINIクーパーの性能と ...

  • 予期せぬ登場のマセラティ・レヴァンテ、SUVの牙城に食い込む

    ピーター ライオン , Official Columnist

    イタリアの高級車ブランド、マセラティの100余年の歴史の中で、レヴァンテSUVはもっとも重要なモデルだ。なぜかって? その理由は、マセラティにとってまったく新しいセグメントへの進出だったが、そのおかげであの三本槍のバッヂのついたクルマの販売台数が全世界で、特に中国とアメリカで一挙に倍増したからだ。こ ...

  • 衝突実験で最高点、スバルXVが世界一安全なワケ

    ピーター ライオン , Official Columnist

    2012年に発売になって以来、スバルXVは、地上高が高く、燃費がよくて手頃な価格の4WDコンパクト・クロスオーバーとして、常に人気者だった。そして、刷新された2017年型には、さらに新しいスパイスが加えられた。パワーが多少増強され、ハンドリング性能も向上し、最新のアイサイト安全技術が装備されたのだ。 ...