• トム・クルーズはいつまでこの「ミッション」を続けるのだろうか?

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    「ミッション:インポッシブル」の第1作が公開されたのは1996年、トム・クルーズが34歳のときだ。それからシリーズは数えて、今回の「ミッション:インポッシブルフォールアウト」で6作目となる。現在、トムは56歳、顔立ちは紅顔の「美青年」から、ややふっくらした中年オジサンとなっているが、劇中で見せるアク ...

  • 映画「デトロイト」がアカデミー賞から無視された理由

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    第90回アカデミー賞のノミネートが発表された。いちばんの栄誉とされる作品賞にノミネートされたのは、以下の9作品だ。「君の名前で僕を呼んで」(ルカ・グァダニーノ監督)「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」(ジョー・ライト監督)「ダンケルク」(クリストファー・ノーラン監督)「ゲット・ア ...

  • ディズニーは「スター・ウォーズ」の家族のドラマをどう描くのか?

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」が絶好調のようだ。12月15日に封切られたが、全国377館、937スクリーンでの公開。大手の映画会社がメジャー作品の基準値としているのが300スクリーン前後での公開だから、その3倍以上の数字だ。公開当日、都内の繁華街にあるシネコンを覗いてみたが、全スクリーンの約半 ...

  • 天才を育てる環境とは? 映画「gifted/ギフテッド」が問う未来

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    7歳の少女が、マサチューセッツ工科大学の学生が板書した数式の欠陥を指摘して、なおかつその証明もさらりと黒板に書きしるしてしまう──。映画「giftedギフテッド」のなかでも、もっとも観ていて痛快な場面のひとつだが、高度な数学書を愛読する少女メアリーにとっては、ごくあたりまえのことなのだ。その数学の天 ...

  • 究極のネット社会はユートピアか? 映画「ザ・サークル」が示す境界線

    稲垣 伸寿 , Official Columnist

    ラスト近くに気になる映像が登場する。世界一のSNSを運営する「サークル」という企業の社旗がはためくシーンだ。「サークル」という企業名から、「グーグル」を連想するのはたやすいことだろうと思うが、この「サークル」のロゴは、真円の90度方向から切れ込みを入れ、頭文字の「C」を表している。名前のような円環で ...