• カンヌを騒がせた「ネットフリックス映画」 監督の思いは?

    古谷 ゆう子 , CONTRIBUTOR

    今年のカンヌ国際映画祭では、動画配信を前提とした「ネットフリックス オリジナル映画」2作が初めてコンペティション部門に選出され、大きな議論を巻き起こした。映画館で上映されず、ネットのみで配信される作品が「映画祭」のコンペティション部門に選出されることに反発も多く、映画祭事務局は、2018年からフラン ...

  • カンヌの受賞歴から見える、映画界に根付く男女格差

    古谷 ゆう子 , CONTRIBUTOR

    一度耳にして以来、忘れられない数字がある。フランスで最も権威ある国立映画学校「フェミス」では、卒業時、男女の学生はほぼ半々。だが、実際に映画監督として活動している女性の割合となると、その数字は24%にまで下がる、というのだ。つまり、映画監督を目指す女性は男性と同じだけいる。だが、そこから先に&ldq ...

  • テロ、移民、同性愛 「時代を映す」カンヌ映画祭受賞作

    古谷 ゆう子 , CONTRIBUTOR

    11日間に渡り開催されたカンヌ映画祭が幕を閉じた。閉幕の2、3日前には、各国のバイヤーたちは一足先にカンヌを後にし、街は落ち着きを取り戻しつつあるように見えた。今年は、映画祭期間中にマンチェスターで悲しいテロ事件が起き、映画祭中盤から更に警備が強化された感がある。上映会場に入るためには、プレスパスの ...

  • 映画の祭典で見た「紙媒体の意地と底力」

    古谷 ゆう子 , CONTRIBUTOR

    「何か良い作品あった?」カンヌでは、ベンチに座って上映スケジュールとにらめっこしているだけで、見知らぬ人にそう声を掛けられる。「途中から参加しているから、まだ何とも。そちらは?」と聞くと、「うーん、そんな最高な作品ばかりじゃないからね」と浮かない顔。今年のカンヌでは、この「うーん」という返事が返って ...

  • 「格差社会」カンヌ映画祭のもう一つの顔

    古谷 ゆう子 , CONTRIBUTOR

    「カンヌは格差社会だから」。カンヌ映画祭に通うジャーナリストやバイヤーの多くが、そう口にするのを聞いていた。実際にカンヌ取材を試みようとすると、そのためのプレスパスの取得から一苦労だ。パスの申請受付は毎年1月、2月にスタートし、企画の内容、メディアの情報、編集長のサイン入りの取材申請書、そして1年以 ...

  • 今年のカンヌ映画祭に注目する「5つの理由」

    古谷 ゆう子 , CONTRIBUTOR

    5月17日(現地時間)、第70回カンヌ国際映画祭が開幕した。オープニング作品は、フランスを代表する映画作家の一人、アルノー・デプレシャンの『イスマエルの亡霊』(原題)。マリオン・コティアール、シャルロット・ゲンズブール、ルイ・ガレルという人気も実力も兼ね揃えた俳優たちが共演するとあって注目度も高く、 ...