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2024.06.30
五輪開幕まで1カ月、セーヌ川で危険水準の汚染検出 一部競技中止の恐れ
2024年パリ夏季五輪の開幕まで1カ月を切る中、セーヌ川の水質汚染が安全基準値を大きく上回っていることが明らかになった。大会関係者は、水泳競技の一部を中止または延期する可能性を明らかにしている。一方、...
2024.06.29
欧州で野生イノシシから「法定許容量の5倍」の有害PFASが検出
欧州のイノシシ(学名:Sus scrofa)に、EU法で食用肉に許容されている量の5倍近い、有害なPFAS(有機フッ素化合物)が含まれていることが研究で明らかになった。このEUの規制は2023年に導入...
2024.06.21
環境活動家がテイラー・スウィフトの自家用ジェットを狙った疑い
環境保護団体の活動家たちが6月20日、英国のロンドン・スタンステッド空港に駐機中の複数のプライベートジェット機にスプレー塗料を吹き付けた。これは、ロンドン公演に向かうテイラー・スウィフトのプライベート...
2024.06.21
海水から水素を生成、「コストの半減」目指す米新興のEquatic
ロサンゼルスを本拠地とする気候テック企業のEquatic(エクアティック)は、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)を大気から除去し、その蓄積を遅らせること同社のミッションとしている。カリフォル...
2024.06.21
EUで進む、実態以上に「環境にやさしい」と主張する企業への牽制
6月18日、欧州連合(EU)理事会は「グリーンクレーム指令」に関する立場を採択した(グリーンクレームとは「環境への配慮を主張する行為」のこと)。この新しい指令は、欧州グリーンディールの一環としてグリー...
2024.06.20
サンゴの死滅や水温の上昇、進行する「海の気候危機」
気候変動や、それが私たちの周囲に及ぼす影響について話題にする場合、想定されているのは陸上の環境であることが多い。だが、海洋が地球表面積の70%以上を占めていることを考えると、海洋が受ける影響や、そうし...
2024.06.14
環境負荷の少ない融雪剤、融氷剤を大阪公立大学が発見
大雪が予想されると、道路に大量の融氷剤(融雪剤)が撒かれる。また空港の滑走路や飛行機の機体にも雪が付着して凍るのを防ぐ薬剤が撒かれる。これらは交通の安全を守るうえで大切なものながら、じつは環境への影響...
2024.05.31
何かと議論の的になった「ESG」、今後はどうなる?
2023年には、ESG(環境・社会・ガバナンス)に関連した記事をなかなか公開できない時期があった。極右勢力の一部によってESGは政争の具と化し、誰かが「Woke(ウォーク)」的な発言、つまり社会正義に...
2024.05.30
菌を増やして豊かな森林を、カンラン石でCO2回収 国内外で注目が集まる「GX」
今年4月、国内のカーボンクレジット市場に注目すべき新たな動きが見られた。経済産業省が主導する「GXリーグ」が「GX-ETSにおける適格カーボンクレジットの活用に関するガイドライン」を発表したしたのだ。...
2024.05.30
社内スタートアップを量産、ブラジル航空大手エンブラエルの流儀
ブラジルの航空宇宙コングロマリットEmbraer(エンブラエル)傘下で電動垂直離着陸機(eVTOL)などの革新的な技術を手がけるEmbraer-X(エンブラエル・エックス)は、航空機の脱炭素化を目指す...