連載

川村雄介の飛耳長目

日々のニュースに憤っている人、憂えている人、非難する人に、「解決の切り札」を提供できないか。
そんな思いから創刊と同時にスタートした名物コラムが「川村雄介の飛耳長目」だ。金融畑が長い筆者だが、中国で教鞭をとり、文化、歴史、ビジネス、お笑いと、博覧強記。古今東西の智慧にヒントを得ながら、読者に新たな

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VOL.

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2019

08.17

ロクヨンの北京と天津漫才

拍子木を両手にリズミカルな台詞が響く。独特の節回しの中国語の意味はさっぱりわからないが、得も言われぬ滑稽さである。6畳ほどの狭いゼミ室では、数名の若者が真剣な眼差しで、演技する学生を見つめている。戸口に仁王立ちの中年男性が指導教員だ。ここは、国立の天津芸術…

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