CONTRIBUTOR

樋原 伸彦

早稲田大学ビジネススクール准教授。連載[グローバル・インサイト]を執筆。

1988年東京大学教養学部教養学科(国際関係論)卒業、東京銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行。世界銀行コンサルタント、通商産業省通商産業研究所(現・経済産業省経済産業研究所)客員研究員、米コロンビア大学ビジネススクール日本経済経営研究所助手、カナダ・サスカチュワン大学ビジネススクール助教授、立命館大学経営学部准教授を経て、2011年から現職。米コロンビア大学大学院でPh.D.(経済学)を取得。専門はファイナンス全般、特にベンチャーキャピタル、イノベーションのためのファイナンスなど。早稲田大学イノベーション・ファイナンス国際研究所所長(http://cfi-wbs.com)。研究室のweb siteは「http://hibara-wbs.com」。[グローバル・インサイト]では、ビジネス、経済、政治などの旬な話題について、日本では見落としがちなグローバル・スタンダードな視点から斬り込んでいく。

  • 米国の価値体系の中でのトランプ大統領への憂鬱[樋原伸彦のグローバル・インサイトvol.6]

    1月20日深夜過ぎにトランプ新大統領の就任式がありました。MBAのゼミを終えて自宅に戻ったらちょうど放送が始まるタイミングでした。ご覧になった方も多いかと思います。テレビ放映は同時通訳がかぶってて聞きにくかったので、少しタイムラグがありましたが、ネットの実況も並行して観ていました。就任式を最初から最 ...

  • 2017年、政治の季節に翻弄されないために[樋原伸彦のグローバル・インサイトvol.5]

    新年初回なので、今回は2017年の展望として、認識しておかなくてはいけない政治絡みのリスクをリストアップした上で、これらのリスクに対してどう向き合えばいいのか、論じてみたいと思います。トランプ・ラリーとそのリスクトランプ次期大統領が選出されて以降、株式市場は日米ともにかなりの活況を呈することになりま ...

  • トランプ米国大統領は意外とアリか[樋原伸彦のグローバル・インサイトvol.4]

    夏の英EU離脱はあり得ると考えていたが、この秋(昨日)のトランプ米大統領の誕生はあり得ないと思っていた。正直びっくりしたのと同時に、「政治の季節」が今後より加速していくであろうと感じた。開票直後からトランプは底堅く、激戦州のオハイオ、フロリダも取り、接戦というよりはかなり安定した戦いぶりだったと思う ...

  • 日本の大企業に蔓延する、思考の共産主義[樋原伸彦のグローバル・インサイトvol.3]

    前回の連載「シリコンバレーで言われたこと」に予想以上の反響がありました。特に、逆三角形型の思考の流れの話への共感を多くいただきました。皆さんも日々同様のことを様々な立場から感じられているようです。そこで思い出したのが、ある高名な人文学系の先生が、日本人の特徴(欠点と言ってもいいのかもしれませんが)は ...

  • シリコンバレーで言われたこと[樋原伸彦のグローバル・インサイトvol.2]

    今年は8月と9月合わせて合計2週間近くシリコンバレーに滞在した。以前にも増して、このところ日本の組織からの来訪者が多いらしい。確かに、現地の空気を吸った上で、シリコンバレーから学ぶことは効果的だと思う。その後日本に戻り、そこで得た新たな着想・アイデアを会社や組織の中で実現すべく邁進していただければと ...

  • 政治、組織が問われた2016年夏…[樋原伸彦のグローバル・インサイト vol.1]

    ようやく秋風が吹いてきたが、2016年日本の夏は暑い夏だったと記憶されるだろう。米国西海岸はいつもと同じように涼しかったが。気候はともあれ、2016年夏は、どのように人々の記憶に残っていくのであろうか。イギリスのEU離脱の国民投票でこの夏は始まった気がする。日本国内では、7月の参議院選にはじまり、都 ...