CONTRIBUTOR

岩本 沙弓

Office 『W・I・S・H』代表 大阪経済大学経営学部客員教授

為替・国際金融関連の執筆・講演活動の他、国内外の金融機関勤務の経験を生かし、参議院、学術講演会、政党関連の勉強会、新聞社主催の講演会等にて、国際金融市場における日本の立場を中心に解説。 主な著作に『新・マネー敗戦』(文春新書)他

  • SNSに蔓延するワクチンの「トンデモ話」を調べてみた

    先日、SNSを通じて、ワクチンと自閉症を関連付ける話題が流れてきた。言うまでもなく、自閉症は遺伝子に関わる先天性の障がいで、ワクチンとの因果関係を示す証拠はない。真っ当な科学者間の論争で仮に自閉症とワクチンの因果関係があるとの論点が存在するならアリ・ナシは両論併記されるが、これに関しては両論併記はさ ...

  • 歪んだグローバリズムの影に潜む「隠れ保護主義」の実態

    知的障がいのある長女は近所のピアノ教室にかれこれ2年近く通っている。情操教育もして下さる慈愛に満ちた優しい先生で、先日は“じゃんけん”を教えていただいたとのこと。が、彼女の場合、嫉妬心はあっても勝ち負けの概念がない。したがって“じゃんけん”をする目的が ...

  • 延期もツイートも計算尽くか、当選64日後「異例の遅さ」のトランプ初会見

    2017年1月11日になってようやく、トランプ次期大統領が選後初めとなる記者会見を開いた。歴代大統領が選挙後に初の記者会見を開催するまでの日数は下記の通りとなる。2012年: バラク・オバマ 11月14日: 選挙8日後 2008年: バラク・オバマ 11月7日:選挙3日後 2004年: ジョージ・W ...

  • 米メディア「クリントン傾倒」の裏側

    この度の米大統領選について、予測を外した米メディアへの風当たりが随分と強い。私自身がクリントン支持だったので、その言い訳のためというわけではなく、フォーブスという米系メディアへの寄稿だからと気をつかっているわけでもなく、結果的にメディアはその正義感から予想を外してしまったという側面もあるのではないか ...

  • 冷徹な為替レートの裏側にあるもの[ナラティブな経済_02]

    前回、短期の投機の場合は「織り込み方を当てにいく」、と書いた部分がわかりにくかったかもしれない(システム売買の方は関係ないので読み飛ばされたし)。英国のEU離脱を決めた国民投票当日を例にしてみよう。事前予想ではEU残留・離脱は拮抗しつつ、それでも残留が多少なりとも優勢、つまり開票直前の市場のコンセン ...

  • 夏の思い出、為替相場雑感[ナラティブな経済_01]

    8月以降もドル円為替レートが1ドル100円を何度か割り込んでいた割には、市場の反応も一般の国民の関心も薄い。過去の経緯からすると、二桁と三桁の境をウロウロしている、あるいは二桁に突入すればこれまで、すわ大騒ぎをしてきた主要メディアのトーンも落ち着きはらっていた。その理由として考えられるのは、夏休みシ ...