OFFICIAL COLUMNIST

矢嶋 桃子

共に、生きる──社会的養護の窓から見る

編集プロダクション、出版社、Web媒体運営などを経て、フリーランスに。雑誌や書籍、WEB等でインタビューや取材記事を手がける。家庭に課題のある子どもたちのこと、児童福祉、「産む」を取りまく問題、LGBT、生きづらさを抱えた人たちの取材など多数。子ども虐待、家族関係の問題に関心が高く、現在は社会的養護の支援団体にスタッフとして関わっている。地域コミュニティ『谷中ベビマム安心ネット』主宰。

  • 子どもの虐待 過熱報道のあとに始まる「本当に大切なこと」

    東京都は現在、「平成30年度東京都一般任期付職員の募集について」と題して「児童福祉司」と「児童心理司」を募集している。このことに気づいている人はどのくらいいるのだろうか。通常は、新年度の4月付の採用が一般的だ。たとえば欠員が出て、それを補うために年度の途中で募集することはあるが、今回のように年度途中 ...

  • 特撮好きだった少年が、「社会的養護」をテーマに映画を作るまで

    4月のある日、1本の映画が完成したという連絡が入った。「長年、温めていた企画です」そう話す、企画、監督を務める西坂來人さん(33)は、小学校の一時期を児童養護施設で過ごした。映画「レイルロードスイッチ RAILROAD SWITCH」で描くのは、児童養護施設で暮らした若者たちの「その後」だ。「施設や ...

  • 生きづらさを抱え孤立する家族と「社会的養護」の課題

    「自宅はいわゆるゴミ屋敷。床は見えないし汚物は落ちているし、お風呂なんて入った記憶がなかった」都内で行われた講演会で知り合い、その後詳しくお話を伺った40代半ばの男性は、幼い頃の記憶をそう振り返る。親がトラブルを起こしては転居を繰り返す。学校も通わせてもらえず、兄弟で公園の水道の水を飲み、万引きをし ...