OFFICIAL COLUMNIST

矢嶋 桃子

共に、生きる──社会的養護の窓から見る

編集プロダクション、出版社、Web媒体運営などを経て、フリーランスに。雑誌や書籍、WEB等でインタビューや取材記事を手がける。家庭に課題のある子どもたちのこと、児童福祉、「産む」を取りまく問題、LGBT、生きづらさを抱えた人たちの取材など多数。子ども虐待、家族関係の問題に関心が高く、現在は社会的養護の支援団体にスタッフとして関わっている。地域コミュニティ『谷中ベビマム安心ネット』主宰。

  • 生きづらさを抱え孤立する家族と「社会的養護」の課題

    「自宅はいわゆるゴミ屋敷。床は見えないし汚物は落ちているし、お風呂なんて入った記憶がなかった」都内で行われた講演会で知り合い、その後詳しくお話を伺った40代半ばの男性は、幼い頃の記憶をそう振り返る。親がトラブルを起こしては転居を繰り返す。学校も通わせてもらえず、兄弟で公園の水道の水を飲み、万引きをし ...