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グーグルは子会社として、新たに設立した持ち株会社「アルファベット」の傘下に入る。
(Maglara / Shutterstock)



アルファベットのCEO、ラリー・ペイジは、プライベートを明かさず、内向的な性格で有名だ。インタビューを受けたり、公衆の前でスピーチをすることは稀で、人前に登場してもその話しぶりは不可解なことで知られている。

11月2日の夜、ペイジは8月のアルファベット設立以来、初めて公衆の面前に姿を現し、フォーチュン誌の編集者、アラン・マレーによる公開インタビューに答えた。話の内容はペイジがどのようにCEO職について学んだか、壮大なアイディアを発案する秘訣など多岐にわたったが、ペイジは時に曖昧にしか答えなかったり、マレーを少し苛立たせる場面もあった。

それでもペイジは所々で聴衆らを引き込み、グーグルウォッチャーにとって興味深い情報もたくさん盛り込まれていた。以下にインタビューのハイライトを紹介する。

アルファベットの名付け親は?
名付け親は、グーグルの共同創業者であるセルゲイ・ブリン。ペイジは、グーグルの名前を考案したのは自分であることから、今回は「当然、ブリンの番だった」とジョークを飛ばした。さらにペイジは、アルファベットをコンシューマー・ブランドにする意図はなく、むしろ従業員や株主にとって重要な意味を持つものだと説明した。

Nestには広告を掲載しない
アルファベットの構造は、多くの点でグーグルが長年行ってきた事業運営のスタイルを体系化したものだと言える。
「我々はこれまでも変わらぬ方法でビジネスをしてきたけど、詳しく説明してこなかったんだ」とペイジは話す。スマートサーモスタットのNestにもグーグルの広告を掲載するのかと疑問をもつ人も居たというが、「それは我々のやり方とは異なる」とペイジは言う。

Nestをはじめ、自動運転車、気球を使ったインターネット接続プロジェクト、生命科学分野の様々な試みなどは、これまでもグーグルのコア事業とは独立した形で行われてきた。アルファベットの設立は、ある意味こうした実態に則した動きであり、グーグル社内で初めて新会社について発表したときは、社員たちはすぐにその意図を理解したのだという。「社員の多くが、すごく分かりやすいと言ってくれた」とペイジは話した。

バークシャー・ハサウェイの影響
アルファベットの設立に当たっては、バークシャー・ハサウェイから多くの影響を受けたという。「我々はウォーレン(バフェット)やチャーリー(マンガー)とよく話をし、彼らからたくさんのことを学んでいる」とペイジは言う。

「バークシャー・ハサウェイを参考にしようと思っている点もある。彼らには非常に優れた面が多い」。しかし、アルファベットはバークシャー・ハサウェイのようなホールディング・カンパニーではないとペイジは述べ、アメリカ企業の中でグーグルが刺激を受けたモデルはあるかという問いに対しては「無い」ときっぱりと否定した。

文=ミゲル・ヘルフト(Forbes)/ 編集=上田裕資

 

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