【重要】会員機能一時停止とサイトメンテナンスのお知らせ

健康

2026.07.11 13:30

仕事を休まずに「デジタルデトックス」を実践する5つのコツ

stock.adobe.com

私はこれまで、画面を20分見たら20秒の休憩を取り、20フィート(約6m)先のものを見る「20-20-20ルール」について書いてきた。これには、目の筋肉を20秒間リラックスさせて脳に必要な休息を与える効果がある。また「森林浴(ネイチャー・ベイジング)」、つまり仕事の合間に自然環境で休憩を取ることで脳をリセットでき、明晰さと新たなエネルギーを得て作業場所へ戻れる、といった点についても書いてきた。

advertisement

ニコラウは、意図的なスマホ利用と反応的なスクロールを区別する。彼女が引用する研究は、デジタル技術をどれだけ使うかよりもどう関わるかのほうが重要だと明らかにしている。目的意識を持たずに漫然と画面をスクロールし続ける行為は、目的のあるテクノロジー利用に比べてストレスや気分の落ち込み、ウェルビーイングの低下と強く関連している。

仕事のメールに返信したり、道順を確認したり、銀行振込をしたりする20分は、明確な目的もなくソーシャルメディア(SNS)のフィードを漫然とスクロールする20分とは異なる。

意図的な利用は、明確な目的から始まる。同僚に返信する、予定表を確認する、道順を調べる、特定のタスクを完了する、といった具合だ。「目的を持ってスマホを手に取るのと、習慣で手に取るのとでは違いがある」とニコラウは言う。「前者は自分がコントロールしている感覚が残る。後者は、理由をうまく説明できなくても、消耗した感覚が残りがちだ」

advertisement

「この2つの違いに気づき始めると、スマホとの向き合い方が変わる」とニコラウは言う。「その小さな気づきの瞬間にこそ、本当のデトックスが始まる」。彼女は「今日はどれくらいスマホを使ったか?」ではなく、「なぜ手に取ったのか?」と問うことを勧めている。

より大きな問題は「テレプレッシャー」かもしれない

ニコラウは、何が継続的に注意をスマホへ引き寄せているのかを点検するよう促す。通知は「テレプレッシャー(常に反応しなければならないという心理的圧力)」と呼ばれる、低レベルの警戒状態を常に生み出し、燃え尽き症候群(バーンアウト)につながり得る。振動、バナー、アラートの一つひとつが集中を遮り、注意を断片化し、常に応答可能でいなければならないという感覚を強化する。

時間がたつほど、集中の中断により、深く集中したり完全にリラックスしたり、対面のやり取りを続けたりすることが難しくなっていく。不必要なアラートを減らせば、スマホが注意を支配するのではなく、人々がいつスマホに関わるかを自分で決められるようになる。

「多くの人は、絶え間ない中断を管理することにどれほどの精神的エネルギーが費やされているかに気づいていない」とニコラウは述べる。「迅速な対応を必要としないアプリの通知をオフにすることは、最もシンプルで、最も効果的な変更の1つだ」

次ページ > 健全なデジタル習慣を生み出す5つの戦略

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事