ナルボンヌの措置は、フランス西部の海辺のリゾート地であるレサブルドロンヌのものと似ている。レサブルドロンヌは昨年夏から、指定されたビーチエリア以外で露出度の高い格好をしている観光客に罰金を科し始めた。同市のヤニック・モロー市長(当時)がインスタグラムで公表した啓発ポスターでは、「200年にわたるレサブルドロンヌの優雅さ、それをパンツ姿で終わらせるわけにはいかない」と訴えている。
モローは当時、「地元の料理や果物、野菜、肉を買うために市場へ行く場合、半裸姿で髪を野菜の上に垂らすような真似をしてはなりません」とニューヨーク・タイムズに述べ、「これは礼節の問題です」と指摘していた。レサブルドロンヌにはおよそ11キロメートルにわたって砂浜が広がる。ルール違反者にはやはり150ユーロの罰金が科される。
スペイン南部のマラガでも、風紀を乱す行動を控えるよう呼びかける看板が市内各所に設置された。主に英国人観光客を念頭に置いたもので、もっと服を着ることや夜間に騒いで歌わないことを求めている。
イタリアのビーチに目を転じると、サルデーニャ島の地元当局が最近とったある禁止措置が話題を呼んだ。禁じられたのはトップレスではなく、10〜65歳の人によるビーチでのパラソルの使用だ。英紙ガーディアンによると、この措置は島南東部のビッラシミウスにあるプンタモレンティス・ビーチで導入され、海岸の環境を保護することが目的だという。
この規制に対しては、SNSで「パラソルを立てるには子どもを借りてこなきゃいけないってこと?」といった疑問の声も上がった。ガゼボ(あずまや)やテントなど、パラソル以外の日よけの設営も10月末まで禁止されている。このビーチでは利用料として1人10ユーロ(約1840円)を徴収しているが、条件を満たしている人は追加料金なしでパラソルを立てることができる。


