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2026.06.28 13:00

誰にでも起こり得る「静かな燃え尽き」、危険度が高い理由と予防策

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私はバーンアウト(燃え尽き症候群)に陥っているのだろうか。

この問いを自分に投げかける人の多くは従来型の兆候を念頭に置いている。具体的には、仕事のパフォーマンスの低下や性格の変化、締め切りの遅れ、同僚との交流の回避、病欠の増加、意欲の喪失、最終的には休職に至るような限界点などだ。

多くの人は従来型のバーンアウトには「サイレントバーンアウト」と呼ばれるあまり目立たない類似の現象があることに気づいていない。Spring Health(スプリング・ヘルス)の最新データによると、この現象は増加傾向にあり、バーンアウトにあった従業員の40%がサイレントタイプを経験している。

「Spring Healthでは、サイレントバーンアウトを『プレゼンティーズム(出勤しているものの業務効率が落ちている状態)』を通じて、表向きは何も問題がないように見せかけつつ、気づかれないまま徐々に進行する疲労状態と定義している」とSpring Healthの最高人事責任者(CPO)であるカリシュマ・パテル・ビューフォードは語る。

「これは一見わかりにくいタイプのバーンアウトだ。サイレントバーンアウトを経験している人はこれまで通り出勤し、締め切りを守り、連絡に対応し、やるべきことを着実に片づけているが、本人はガソリンが底をつきかけているような感覚で、自分の『タンク』が空っぽだと感じているかもしれない」。

誰でも時には疲れ切ることがある。だが疲労が状態化しているなら、それはサイレントバーンアウトかもしれない。そして、この状態は従来型のバーンアウトよりも見過ごされたり隠されたりしやすいため危険性はさらに高まる。

サイレントバーンアウトの原因

あなたはもしかすると静かにバーンアウトに陥っているのかもしれない。職務はまだ全うしているが、同じレベルのパフォーマンスを維持するために必要な労力は着実に増えている。これは誰の責任なのだろうか。

ビューフォードは、その原因の大部分は時間をかけて蓄積する慢性的かつ適切に管理されていない職場のストレス要因にあると考えている。だが、それは仕事のストレスだけではないとも指摘する。仕事のストレスと相まって、私生活での責務も引き金になることがあるという。

「放置されると複合的に作用する要素がいくつかあることがSpring Healthの調査で明らかになっている。具体的には、処理しきれない業務量と継続的な忙しさ、裁量権の少なさや期待事項の不明確さ、管理職の疲弊や一貫性のない支援、医療サービスの利用のし辛さや福利厚生の認知不足、そして経済的ストレスや介護責任といった外部要因だ」とビューフォードは語る。

「バーンアウトの瀬戸際にいる人の多くは無理し続けたり、それを隠そうとしたりしがちなため、サイレントバーンアウトはとりわけ危険だ。目に見えるパフォーマンスの問題に発展する前に、その兆候を見抜くことがさらに難しくなる」。

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翻訳=溝口慈子

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