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2026.06.30 07:15

AI検索時代に生き残る新常識SEOからGEOへの移行と対策

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検索行動の主軸が従来の検索エンジンからChatGPT、Gemini、Perplexityといった生成AIへと移り変わる中、企業のマーケティング戦略も大きな転換期を迎えている。検索結果の上位表示を狙う従来のSEOに加え、AIの回答内で自社ブランドがどのように言及・引用されるかを最適化する「GEO(Generative Engine Optimization)」への注目度がにわかに高まってきた。こうした背景の中、生成AIが回答を生成する際の「情報源」として動画コンテンツ、とりわけYouTubeがどの程度影響力を持っているのか、Wallabeeが自社のGEOプラットフォームに蓄積されたAI回答ログをもとに調査した結果が公開されている。

それによると、5万9440件の回答のうち、全体の17.0%にあたる1万122件の回答でYouTubeが引用元に含まれていることが判明した。このYouTubeの引用傾向を業界別に見てみると、最も引用率が高かったのは「PC・スマホ・通信」業界の31.5%だった。次いで「家電・生活家電」が26.5%、「メンズ美容・日用品」が21.3%と続いている。これらの上位業界に共通するのは、スペックの比較検証や実際の使用感レビュー、初期設定の手順など、テキストだけでは伝わりにくい視覚的な情報が重視される点だ。生成AIはユーザーの疑問に対してより分かりやすい回答を作成しようとするため、YouTube上の実演や体験談動画が参照しやすい構造になっていると考えられる。

一方で、「物流・倉庫」の2.7%や「保険・金融」といった業界では引用率が低調だった。こうした領域では、動画よりも制度情報や業務フロー、公式データなどのテキストベースの情報資産が重視されやすいため、AIの参照先も自ずと公式サイトや専門記事に偏る傾向にある。

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文=飯島範久

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