【重要】会員機能一時停止とサイトメンテナンスのお知らせ

製品

2026.07.04 15:00

マイクロソフトXbox値上げの正体はAI需要、ストレージ価格2.5倍の衝撃

stock.adobe.com

注目はXboxに集まっているが、プレイステーション側でさらなる値上げがあってもおかしくない。一方、任天堂はSwitch 2の価格を450ドルから500ドルへ、わずか50ドル(約8070円)引き上げるだけで切り抜けてきた。だが、これも変わるかもしれない。

advertisement

Xboxはこの値上げをブログ記事で説明しており、それによれば、ストレージとメモリ(記憶装置)の価格が最近2.5倍に上昇し、2027年秋までにさらに倍増する見込みだという。

Xbox CEOのアシャ・シャルマは以前、これらのコストが2年前から5倍に上がったと述べていた。つまり選択肢は、ゲーム機を莫大な赤字で売るか、あるいは販売が明らかに激減するほど──すでに落ち込んでいる以上にさらに──大幅に値上げするか、のどちらかである。5年半前に300ドルで発売された512GBのSeries Sが、2026年に500ドルというのは常軌を逸した価格設定と言わざるを得ない。もっとも、1000ドルに迫るPS5 Proについても、性能向上があるとはいえ、同じことが言えるかもしれない。

マイクロソフトがこの状況は少なくとも2027年後半まで続くと述べていることは、次世代ゲーム機とPCのハイブリッドとされる「Xbox Helix」の計画について疑問を投げかける。発売から6年近くになる1TBのSeries Xがいまや800ドルだとすれば、HelixであれPS6であれ、次世代ゲーム機はいったい1000ドルをどれほど超えてくるというのか。

advertisement

もちろん、これらすべての原因はおもにAIに行き着く。これは極めて皮肉な話だ。というのも、このAI技術に何十億ドルもつぎ込んでいるのはマイクロソフトを含む大手テック企業であり、その技術は深刻な販売減を招くほど自社製品の首を絞めている。だが先に述べたとおり、この流れが鈍化する兆しはなく、どのテック企業も、ここで見られているような副作用がどうであれ、AIに全力を注いでいるように見える。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事