【重要】会員機能一時停止とサイトメンテナンスのお知らせ

欧州

2026.06.27 07:00

ウクライナ、ロシアの電子機器工場をミサイルで破壊 米国製「ラスティ・ダガー」を使用か

ロシア南西部ボロネジにある半導体機器工場に2026年6月22日、ウクライナのミサイルが撃ち込まれた様子とされる画像。ソーシャルメディアで共有された動画から

フェドロウはテレグラムで試験発射の映像も共有し、こう述べている。「これは西側やソ連の設計を模倣したものではなく、ウクライナの技術者たちが独自に開発したものです。発射後、数十km深くにある要塞陣地や指揮所、その他の敵目標に対して有効な打撃を与えられるように設計されています」

advertisement

名称不詳のこの兵器は約230kgの弾頭を搭載し、すでに戦闘に投入されている(知られる限り最初の使用例の動画が6月23日に共有された)。フェドロウによると開発期間はわずか17カ月だった。また、この独自設計は「現代戦の現実を踏まえた」ものになっているといい、これはおそらく、GPSジャミング下でも機能する光学誘導かその他の誘導システムを備えているということだろう。

価格は公表されていないが、ウクライナ製の兵器は一般に米国製よりも安価だ。この段階まで開発が進んでいることを考えれば、射程をラスティ・ダガー並みに伸ばすためにエンジンを追加するのにも、それほど時間はかからないかもしれない。

もちろん、ウクライナは米国から供与されるラスティ・ダガーを有効に活用していくだろうし、この新型ミサイルはウクライナの兵器庫に有用な装備として新たに加わることになる。しかし、ウクライナ国内での兵器の開発・生産のペースからすると、2回目の発注が行われることはないかもしれない。

forbes.com 原文

翻訳・編集=江戸伸禎

タグ:

連載

Updates:ウクライナ情勢

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事