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2026.06.26 10:00

OpenAI、IPOを2027年に延期検討か──スペースX上場後の株価急落が影響

Photo by Nathan Posner/Anadolu via Getty Images

大型IPO案件が続く2026年、AI関連以外でも非公開書類を提出済みのテック企業も

OpenAIのが慎重姿勢は、2026年のIPO案件が立て込む局面と重なる。そこには、同社最大のライバルであるAnthropicやスペースXなど、テック業界で最も価値の高い未上場企業が多数含まれている。AI関連以外では、Strava、Discord、Kraken、スマートリングメーカーのOuraなど、多くのテック企業が2026年に入って非公開書類を提出している。

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Anthropicは6月1日、2026年後半の上場を目指して非公開書類を提出した。OpenAIが非公開書類の提出を発表する1週間前のことだ。Anthropicは5月下旬に9650億ドル(約155.37兆円)の評価額で資金調達を実施し、初めてOpenAIの未上場企業としての評価額を上回った。

スペースXは6月12日、この一連のIPOの先陣を切って上場。850億ドル(約13.69兆円)以上を調達し、企業価値は2兆7700億ドル(約445.97兆円)に、マスクの純資産は一時1兆4000億ドル(約225.4兆円)に達した。しかしその後株価は急落し、先週225ドルを超えていた株価は6月25日に153ドルで取引を終え、マスクは「兆万長者」の地位を失った。

より広範な市場は不安定で、テック株が主要な株価指数を押し下げている。投資家は、AI企業が自らの評価額に見合う成果を出せるのか疑問視している状況だ。

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スペースXのIPOは、OpenAIの共同創業者2人であるアルトマンとマスクが、長年の確執を法廷に持ち込んでから1カ月足らずで実現した。カリフォルニア州オークランドの連邦陪審は5月18日、マスクに不利な判断を下した。OpenAIを慈善目的の非営利団体として維持するという「約束」に違反したとする主張をめぐり、マスクがアルトマンとOpenAIを訴えるまでに時間をかけすぎたと認定した。陪審は、これらの主張が3年の時効を超えていると判断した。

2024年に提訴したマスクは、Xでこの判断を「暦の技術的問題」にすぎないと退け、控訴すると宣言した。ただし、イボンヌ・ゴンザレス・ロジャーズ判事は強い懐疑を示し、いかなる控訴も棄却する用意があると述べた。この評決は、OpenAIの組織再編に垂れ込めていた法的な暗雲を払った。それはちょうど、アルトマンとマスクがそれぞれの会社を株式市場へと導こうとしている時期にあたった。

forbes.com 原文

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