スターリンクが売上高の69%を占め、唯一の黒字を生む
スペースXが報告した2026年第1四半期の売上高の69%はスターリンク事業によるものだった。ロケット事業が6億1900万ドル(約996億5900万円。1ドル=161円換算)の赤字、AI事業が25億ドル(約4025億円)の赤字を計上する中、スターリンク・モバイルを擁する通信部門が唯一の黒字事業となっている。
スペースXとテスラの合併確率を80%以上と予想するアナリストも
一部のアナリストはスペースXによるテスラ買収も近いと予測する。ウェドブッシュ・セキュリティーズのダン・アイブズは、2027年までに両社が合併する確率を80%以上と予想し、「2つの事業を統合するための土台はすでに整っている」と述べた。6月の上場を前にCNBCの取材に応じたスペースXのグウィン・ショットウェル社長も、両社の統合について「イーロンの負担を少し軽減できるかもしれない」と語った。ショットウェルは「将来的にテスラとの相乗効果があるのは間違いない」としつつも、自身は「今は目の前の業務に集中している」と述べている。
スペースXはIPO申請書類の中で、同社が獲得可能な最大市場規模(対象となる製品・サービスの潜在需要をすべて満たした場合の総売上高)を7400億ドル(約119.14兆円)と試算した。また、「スターリンク・モバイルの提供拡大」を目指す方針も簡潔に記されている。1月には、X上で「スターリンク・フォン」の発売を予想するユーザーに対し、マスクは「将来の選択肢にないわけではない」と返答した(ただし、マスクは2月時点でスマートフォン開発の事実を否定している)。


