クマの都市部への進出が問題になっている。もはや、街に暮らす人々にも他人事ではない。そこで長野県の和菓子の老舗が、クマの出没に対する注意喚起をテーマにしたお菓子の発売を開始した。
1864年創業の栗庵風味堂が販売を始めたのは、「警報発令中」、「熊出没注意」と大きく書かれた黄色い箱の中に、クマの形をした「もなか」が入った「クマ出没注意もなか」だ。蝶ネクタイをしたクマさんのもなかと、ものものしいパッケージのコントラストが目を引く。

パッケージの側面には、クマに遭遇したときの基本行動や注意事項、環境省のクマ対策情報にアクセスできるQRコードが掲載されていて、クマとの共生や安全対策を考えるきっかけを提示している。
栗庵風味堂は、「地域の課題をお菓子を通じて伝えられないか」という発想から開発をスタートさせた。地域課題を売れる商品にするというコンセプトから生まれた「地域の安全と観光振興を両立する新しいご当地スイーツ」ということだ。
自治体や企業向けに、オリジナルデザインのパッケージにも対応している。希望小売価格は税込356円。現在、道の駅、サービスエリア、アウトドアショップなどでの販売を検討しているとのこと。また、同社オンラインショップでの販売も予定されている。



