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キャリア

2026.06.26 13:00

成果横取りや責任転嫁を繰り返す「有害な上司」への正しい対処法

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身を守るための第一歩は「記録」

上司の有害な行動パターンを見極めたら、まずは記録を取り始めよう。上司の具体的な発言内容を、日付とともに書き留め、その場に居合わせた人がいた場合にはそれもメモしておこう。要求や基準の変化、根拠のない批判、あなたの成果を横取りしようともくろんでいたことがわかるメールやメッセージは保存しておこう。それは、事実に基づいた記録を作成して、あなたの信頼性を守ることが目的だ。それに、苦情を申し立てると決めた時には、具体的な証拠として使うことができる。

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記録は、有害なマネジメント行動のなかでも最も方向性を失わせやすい効果を持つ「ガスライティング(相手を不安に陥れて判断力を失わせる行為)」に抵抗する上でも役に立つ。上司が、これまでの経緯を自分に都合の良いかたちで常に書き換えたり、過去の発言を否定したりしても、すべてを書き留めた文書があれば動揺せずにいられる。

ライブキャリアの調査では、「途中で、指示や期待値を変える上司を持ったことがある」と回答した人は26%だった。そうした上司の変化をリアルタイムで記録しておけば、記憶だけに頼らずに済む。

最強の武器は社内の強力な人脈

有害なマネジメントによって、孤立してしまうこともある。上司との関係がぎくしゃくすると、組織全体から距離を置きたくなるものだ。しかし、そうした本能的反応は逆効果になりかねない。

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同僚やメンター、上司の上司としっかりした関係を築いておくと、直属の上司の便宜に依存せずとも、社内において確固たる存在感を得られる。そうした関係は緩衝材にもなり、上司があなたを貶めようとしても、その関係によって、ほかの人たちにあなたの仕事ぶりや人柄を知ってもらえるだろう。

社内の人脈があれば、新しい道も開けるかもしれない。ザ・ハリス・ポールの調査では、「有害な上司が原因となって転職した」と回答した人は全体の3分の2だった。しかし、社内でしっかりした人脈を築いておけば、転職に追い込まれる前に、他部署に移動したり、成長機会になる案件に挑戦したり、新しい上司の下に配属されたりするチャンスに恵まれ、辞めることなく、有害な上司に苦しめられる状況から抜け出せるかもしれない。次のチャンスは、求人サイトではなく、信頼できる同僚から舞い込む可能性の方が高い。

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翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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